先日、安城市博物館で開かれた
本證寺国史跡指定記念講演会に行ってきました。
講演会は、「本證寺境内の史跡としての価値」と題し、
文化庁の佐藤正知氏が講演されました。
まず、文化庁として国史跡指定する基準について、
話されました。基準には、9つの分類があり、
前提として「我が国の歴史の正しい理解のため・・・
学術上価値のあるもの」となっています。
本證寺は、城郭寺院としての歴史的価値があり、
城跡の分類にも入りますが、やはり寺であることから
「社寺の跡または祭祀信仰に関する遺跡」に分類されるそうです。
国指定になるまで10年かけ調査をしたということで、
国・県・市が協力することが如何に、大事かという話をされました。