今日は、岡崎市教育委員会主催の文化財移動教室
奥平氏と額田山間の城郭を訪ねる」に参加しました。
朝、市のバスで岡崎市役所を出発し、まず、宮崎奥平氏の
居館があった田代屋敷に行き、城になる前の地方豪族の
屋敷ということで、その役割・構成等の勉強をしました。
その後、久保城跡・日近城跡と山城を歩きました。
特に、日近城跡は、小さいながら土塁・堀切・曲輪跡等が、
コンパクトにまとまり綺麗に残っています。
奥平氏が、簡単な砦程度の物を作り、その後、徳川家康が、
武田氏に備え、補強したとのことです。その辺の解釈につき、
文献主義の歴史家と現場を歩き、状況から判断する
城郭専門家とは、違いがあることも学びました。
いづれにせよ現場である城趾を歩くことでいろいろなことが
学べます。