渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

昭和の街の中華屋

2025年03月10日 | open





品書きがモロにザ・昭和の
広島県三原市内のラーメン
屋。

「御酒一級」という表記が
泣かせる。日本酒に等級制
度が無くなったのは1992年
=平成4年だ。その時以前の
ままの表記。
もろに例の1977年の映画の
中で健さんが出所後に立ち
寄った飯屋が、まさにこう
した品書
きだった。
ラーメン300円、チャーハ
ン350円
の時代。私の大学
時代もそ
の価格帯が数年続
いた。
飯屋の品書きは大抵こうし

たプラスチックの白札に黒
文字だったが、
水道橋に一
軒だけ品書きを見て学生仲
間と指さして大笑いし
た店
が1979年時にあった。

年寄りのオヤジとおばちゃ
んでやっている普通の古い
一膳飯
屋なのだが、メニュー
は張
り紙ですべてマジック
ペンの太字で手書き。

それがモロに超ウルトラ本
格派のゲバ字だったのだ。
あれは文字フォントの手癖
からしたら明大の社青同解
放派だ(笑
バイト君が品書きを書いた

のだろう。

この店のラーメンが実は
私は市内では一番好きだ。
尾道ラーメンでも何でも
ない。そんな取って着け
た名称が登場する以前か
らのいわゆる「正油ラー
メン」。


 

 
 


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