渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ボアアップ2ストスクーター

2025年01月07日 | open

【2ストスクーター最高!】
ボアアップした最強の原付
スクーターの全開テスト走行
スズキ ZZ(ジーツー)


9.5cc排気量を上げただけで
こんなにモリモリ登るのか
という疑問があると思うか
も知れない。
だが、登るのだ。9.5ccの排
気量の違いは侮れない。
それにこの人はアクセレー
ションが上手く、繊細な開
け方によりツキを得る方法
を実行している。
オートバイは右手を観て即
判る。できる人かトーシロ
の論外かが。
曲がる時にはバンクさせて
からさらにインにハンドル
を切れ、とか物理を無視す
る事を吹聴している族など
は内実は危険な嘘を拡散さ
せる反社会的なヤカラであ
り、論外どころか大気圏外
だが。

ガバッと右手を回さずに繊

細にスロットルを「当てて」
行ってる。これが全てのオ
ートバイでの正しい操作だ。

特に2ストマシンは、たとえ
原付だろうとこうした操作
で操縦しないとまともに走
らせられない。
右手も親指内側と人差し指
の第二関節側面での接点を
グリップのゴム部分に取っ
ており、いわゆる剣術でい
うところのタツノクチを形
成している。ゴムの鍔部と
接触する形。剣術では鍔接
触は絶対に
✖だが(理由は自
在な操刀運刀が物理的に阻
害されるため)、モーターサ
イクル
の右手ではグリップ
鍔部への点接触は必須だ
(逆に面密着は駄目)。


attachmentfile-file-1851.jpg

これにより、3点支持によ
る適正開度を正確に取れる
保持が実現できる。
これが筒の真ん中を握り持
つよ
うなグリップの持ち方
方では、ぐるりと
回す事し
かできず、また、
筒の中持
ちでは微細で繊細
なスロッ
トル開度操作は物
理的に困
難となる。
気分の問題や好みなどは一

切関与しない。全ては物理
的な道理によるものだ。

右手で適正スロットル操作
ができるできないは、二輪
の走行においてかなり違い
が大きい。
ユーチューバーでは2スト乗
りとして名を馳せていても、
いつまで経っても右手ドン
ガバチョの「馬鹿右手」を
続けている有名人もいる。
あれは一生治らないと思う。
自覚ゼロだから。
いくら動画が面白くて本人
がいい人でも、下手は下手
であり、世の中信号が赤な
ら赤だ。事実は事実。動か
しようがない。

世の中、そのドンガバチョ
の馬鹿右手の人は非常に多
い。とんでもなく多い。
特に現代。
何もかも電子デバイスに依
拠して人間力がますます低
下している現代の二輪載り
たち。
本当は2ストだけでなく4ス
トも、例えるならばコピー
紙を重ねて置いて、カッタ
ーで上の一枚のみをスッと
切れる位の繊細な手技が必
要なものなのだ。
なお、大昔の印刷屋は全員
その一枚切りが難なくごく
普通にできた。
80年代オートバイ乗りと現

代の二輪載りの違いに等し
い。
これはビリヤードの世界で

も同現象が発生しており、
現代は玉撞きをせずに玉転
がしをしてそれが撞球かと
思っている人間で溢れてい
る。本質からは乖離してい
る。

オートバイも、右手をガバッ
と回してからエンジンの吹
けのツキを待つようなのは
全く以てバイクの乗り方以
前に操作そのものを知らな
い無知まる出しだと断定で
きる。2ストレーサーなどは
発進さえもできないだろう。
事実、馬鹿右手の2スト発進
不能は多く見て来た。レー
サーよりも遥かに簡単な一
般公道市販車の2ストでさえ
も。
馬鹿右手は原付2ストスクー
ターでさえプラグを被らせ
て走行不能にさせたりする。
いや、まじで。
むしろ、ソロリソロリと開
ける買い物おばちゃんのほ
うが吹け上がりが適正だっ
たりする(笑

だが、馬鹿右手層はその後
の改善は全く見られないの
が世間では現代は一般的だ。
下手をかましていて、世界
チャンピオンに随伴したよ
うなオーソリティーから、
「馬鹿野郎!やめちめえ!」
とかきつく言われて自覚する
ような機会もないのだろうし、
今の子たちだったら叱責され
たら会社辞めちゃうような
人間ばかりなので、尚更昔
の人より伸び代が極端に狭
い。非を指摘されただけで
気分を害するお門違いばか
りが勢ぞろいというのが現
代なので。
大甘の甘。
絶対にオートバイなど上手
くはならない。
これはガチで道は決まって
いる。
一生ドヘタくそのド素人の
ままだ。現代でも自分に厳
しい世界にあえて身を置く
レーシングライダー以外は。
所詮、レジャーで移動の代
用として二輪を流用してい
るナンチャッテなどはそん
なもん。
指摘しても文句を垂れたり
反発するしか能がないので
助からない。
一生、そのまま。向上は無
い。

そういうのが総体として日
本の中心層
になった時代な
のだから、
日本の現在の産
業分野や教
育分野(著しく
学力が低下
している)の体
たらくぶり
の原因は推して
知るべしだ。


オートバイの乗り方一つ見
ても、現代世相が浮き彫り
になる。




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