最近、あまり見ていなかったがゴルフが終わったのでNHK続きで見ている。
藤川も頭からの汗がだらだら。アメリカに行った上原を思い出した。
真剣勝負と言うのはおもしろいな。
その真剣勝負の日本オープンゴルフが終わった。優勝はキム・キョンテ選手だ。
常にステディなプレイをする選手だ。
今年の日本オープンのセッティングは気候の影響でそこまで難しいセッティングには
ならなかったのだろう。二桁アンダーが5人もでた。キム選手は13アンダーだ。
アマチュアの松山選手は10アンダーの3位タイ。立派な成績でした。
石川選手に次ぐ有望な若手ですね。ただインパクトとしてはプレーオフ位まで
残れば、石川危うしになっただろうに。
それにしてもゴルフの残酷さを久々に感じた。キム選手を捉えていた武藤選手の
18番での4パット!!!バーディートライからの4パットって想像できましたか?
アマが感じる事が出来ない位の緊張の頂点で彼らは戦っている。
今回自滅した遼君もその緊張に勝てなかった。
遼君はおそらく日本では一番の才能を持ったプレイヤーである。精神力の強さも
ピカ一だ。 その遼君をしてプレッシャーには勝てなかった。その結果、
一緒にまわったキム選手を勢いづかせてしまった。遼君は「日本のゴルフ界を背負ってい
る」というプレッシャーが大きすぎて制御できないのだろう。あの若さでは残酷な事だ。
それでメジャーと言う名がつくと信じられない位脆くなる。
もう日本から自由にしてあげてはどうだろうか?きっと日本よりは自由に本来の
力が出せるに違いない。休みないツアーの間にアイドルの様なスケジュールを
入れる、マネージメントも、もっと世界の才能石川遼として今とは違う意味で
大切にして頂けないのだろうか?
この才能が潰れたらまわりの大人の責任だと思う。有る意味今回の松山選手の
ように奔放な部分があれば、ストイックに身近な大人が仕向けている様な気がする。
と書いている間に藤川の力投むなしくジャイアンツがファイナルステージへと
進んだようだ。