Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

ダイナーの様なパンケーキ

2010-11-20 09:19:12 | 朝ごはん

  なーんで日本のホットケーキミックスで作るホットケーキってぼそぼそして、喉に
  引っかかる物しか無いんだろうね~。別に分厚く焼かなくてもいいじゃん!
  と思っていた。アメリカのダイナーで食べるようなベーコンにメープルシロップが
  かかっても美味しいパンケーキが食べたい!と思い、ネットや本でレシピを探し
  試行錯誤して我が家のパンケーキのレシピは出来ました。

  基本はマーサ・スチュアート!なんたってアメリカの主婦のカリスマですもの!

 

  材料 強力粉カップ1 バターミルク カップ1 卵1個 BP小匙1強 重曹小匙1 
      溶かしバター大匙2 砂糖大匙2 塩小匙1 バニラエッセンス少々
      このカップとはアメリカ仕様で約236ccです。
      ★日本にはバターミルクは売っていないので、牛乳1カップにお酢小匙2程度を
        入れてしばらく置いておく。

  向こうのレシピはおおざっぱで好き!細かいグラム数とかじゃなく、カップで大まか
  に測れば良いのだから。

  作り方 粉・BP・重曹・砂糖・塩をボールにいれて泡だて器でしゃかしゃ混ぜる。
       ビニール袋に入れて混ぜても良い。ここまでを作って保存しておくと、便利!

       卵を泡立てる。

          

   この程度で良いです。そこにミルクバター・エッセンスをいれて混ぜる。
   粉を入れさっくり混ぜる。(だまがあっても良いです)最後に溶かしバターを入れ
   馴染ませる。
          

    中火で蓋をして焼きこの程度ぷつぷつが出たら裏返す。焼きあがったらメープルシロッ
    でも生クリームを泡立てて、ベリー類と頂いても美味しいですね。 

    このパンケーキは市販の物のように甘くないので、いろいろな具材でロールサンドウィッ
    チを作ると冷めても柔らかいままなので美味しいです。

          

    この日はサーモンやベーコンでしたが、ハムと溶けるチーズのサンドが一番好き!

        

   飛行機のアメリカ便でも朝食にはパンケーキが出ますね!へたなクロワッサンとか
   よりも嬉しいです!

       

 

 

 


塩漬け豚のザワークラフト煮 ボジョレーヌーボーと共に

2010-11-19 08:08:07 | ウチご飯

  11月の第3木曜日と言えばボジョレーヌーボーの解禁日。とはいえ、私は古い
  ワインの方が好きである。日本酒ならば新酒が大好きだけれど。
  日本でのボジョレーヌーボーの消費量は世界全体の3分の1にあたるそうだ。
  日本人の特性として「初」がつくものを有難がる性質の為なのだろう。
  なんで極東のこの地でボジョレ―の新酒を祝わねばならないのだと疑問を感じつつも
  とりあえず、飲んだりするというのもお目出度いモノ好きの日本人そのものです、私も。

   

  昨日はワインの赤白にとらわれず、メインは本当は白にあう「豚塩漬のザワークラフト煮」
  を作った。これは超の3乗がつく位簡単なのに超の5乗がつく位美味しい!!!
  豚肉がもうトッロトロですよ、どーしてこんなにトッロトロと思うくらい!

 

  それでは材料。豚バラ肉・ザワークラフト・グリンピース・白ワイン・塩・胡椒
            玉ねぎのアメ炒め・キャラウィエシード・ソーセージ

      

  豚バラ肉は3日前に買ってきて塩漬しておいた。それを大きめに切り分けて
  お鍋に入れ、白ワインをお肉が3分の1位浸る位に入れ十分にアルコールを
  飛ばしたら、お水をお肉が浸る位いれ、お肉が柔らかくなるまでコトコト煮る。
      

   柔らかくなったらいったん火を止め冷ますと、上記のように油が固まるので
    取り除く。その後、ザワークラフト・玉ねぎのアメ炒め・グリーンピースを入れ
  10分ほど煮て仕上げに塩・胡椒で味付けする。

   

  これも典型的なお鍋にお任せ料理なのですが、本当に美味しいです。ソーセージも
  別に無くてもかまいません。ザワークラフト良い仕事するな~。

  今日の前菜はサーモン・ブルーチーズ・ミモレット・フォアグラ缶・ミニパンケーキ

     

  ワインはメゾン・ジョゼフ・トルーアンでこれは「これがボジョレ―?」と思わせる
  熟成感があり、今年も当たり年?最近はワインは外れがないね~。
  ヌーボーで有りながらスパイシーさもベリー感も落ち着いた良い感じで美味しかった!!!
  どういうわけか、同じ銘柄のワインを貰っちゃたよ!美味しかったので良しとしよう。   

 


性懲りも無くカフカを読む。今回は「審判」

2010-11-18 09:30:35 | TV・映画の感想、書評など

  前回は「城」を読んで考えてもどうにもならない、「自分」とは相対的にしか語れないものなの
  か?相対的にしか語れない自分にとっての自己ってなに?などと考えていると空しくなって
  「カフカは重いな~」などと考えていたのだがカフカ3大長編の一つ「審判」をどうしても
  読みたくなり図書館で借りて来た。

  ハイ!想像していた通り最初は読み進めるのが一苦労でしたよ。それは「城」以上でした!
  話も半分位に到達してようやく、俄然読み進めたくなりましたけどね・・・
  むなしいな~カフカは。むなしすぎるな~。
  精神状態が半端なく元気な時に読むべきだな。

  それではあらすじ・・・

  主人公はエリート銀行員ヨーゼフ・K。ある朝なんの予兆も無くKは逮捕されてしまう。
  逮捕を言い渡す役人、Kを監視する監視役がKのアパートにやって来てそれを告げる。
  監視役は同じ銀行に勤めているKよりも下っ端の行員でもある。Kはこの逮捕は不当だと
  詰め寄るが役人はKの罪状も知らないただ逮捕されたのだと知らせる役目のみだ。
  逮捕されても日常生活は平常通りで良いらしい。裁判所から呼び出しがあった時だけ
  刑が確定されるまで出向くのみ。
  裁判所に出向いて自己弁護をするのだが、決してKの罪状は明かされない。その裁判所
  は行政区域にあるのではなく、貧民街のそれらしくない建物にある。一般的な国家の下での
  法ではないとKはさとるが、逮捕は逮捕なのだ。いろいろな人々からの助言もあり、とにかく
  無実を訴え続けなければならないのだから、弁護士や上の役人に取り入ってくれる人々
  と接触を持つが、誰もこの逮捕で無罪になった例を知らないという。遠い昔にあったという
  神話なら聞いた事があるので不可能ではないらしいが。
  日常生活になんら支障が無いにも関わらず、銀行での仕事ですら、いかに無実を認めて
  もらえるかで心を占められ手につかない。色々画策するがどれも有効手段にはなりえない。
  仮に今の裁判所で無罪になっても上級裁判所がありその上にもあるらしく、どの段階まで
  あるか解らない裁判所での無罪を勝ち取らなければならないのだから。下級裁判所では
  やはりだれもKの罪状を知る者はいない。権限外なのだから。彼は決断を迫られる。
  前例のない無罪を勝ち取るか、見せかけの無罪を選ぶか(下級裁判人は無罪を保証する
  権限がないので上級に訴えられる迄は無罪。ひょっとして手続きを忘れて上級まで行かない事もあり得る)残りは裁判の引き延ばし。これは日常生活は変わらないのだから、
  引き延ばしていさえすれば刑もくだらない。しかしKは無実を訴える道を選び、なんの判決
  もでないままある日突然、刑の執行人がKを迎えに来て断首刑に処せられる。

  法の番人って言うものね~。その番人が門を開けてくれないのよ。日常生活に支障が
  ないのなら、引き延ばし作戦で行けば良かったのに・・・Kは真面目だな。
  とはいえ、人間は自分の規範でのみ生きるものではないのでなにか解らないが、国家でも
  それ以外の大きな物でもそんな物に囚われながら生きるしかないのか・・・
  何をしていてもその訳のわからない罪状に対して自分の無実を証拠を集め理解してもらおう
  と考えるのは人間の業なのかな?やだよ~こんな事が実際あったらね。これって
  冤罪とも違うものね。そう言えば梶井基次郎の作品で「Kの昇天」って作品があって
  そのKって、カフカから影響された?海岸で自分の影を追い続け結局波にのまれて
  溺死したk。「哀れなるかなイカルスが幾人も来ては落っこちる」ってカフカ
  作品に影響されているんでわないの?落っこちちゃうんだろうね~人間は。
  蝋の羽しか持ってはいないのだから。でも人間は馬鹿だから超合金で自分の羽だけは
  出来ているって信じているからね

  カフカは例のごとくこの作品も未完で自分の死後、焼却してくれと頼んだらしい。
  でも故人の遺志は無視されこうして私でも読めるんだけれど。

  カフカを理解する為にはキルケゴールやらニーチェも読まなくちゃならないらしい。
  もうお手上げです。私には無理だな。だいたい本読んでこんなに空しくならなくちゃ
  いけないなんて、読み損だよね!
  と言いながら、長編3部作の「アメリカ」をきっと読んでいるのだろうな。


今日の酒の肴

2010-11-17 08:22:35 | ウチご飯

  週末に湯豆腐をしようと思い真鱈を買いに行った。どこを探しても真鱈が無い。
  特に真鱈のアラが欲しかったのだ。やはりアラだと良いお出汁が出るし、パックに
  入っている肝臓がだーい好きなのだ。
  そう言えば鮨屋の大将が言っていたものな~「最近は暖冬で魚の季節がずれている」
  って・・・あの美味しい真鱈の白子もずいぶん寒くならなければ食べられないもの。
  大将曰く「白子はにピンクがかってるのはダメだよ!」
  確かに普通の魚屋さんに売っているものはピンクがかったものが多いな。

  そんなどこを食べても美味しい真鱈だが、真子だけはスケソウダラに負ける。
  そのスケソウダラの真子がそろそろ店頭に並んでいる。
  今日はその真子がお買い得だったので我が家全員好きな「白滝の真砂和え」
  を作った。

   

  白滝はやはり一度ゆでた方が断然美味しいです。サラダ油でさーっと炒めて酒、砂糖
  お醤油、お出汁を入れほぐした生のタラコを入れますが、本当はここにスケソウダラの
  肝臓を入れた方がコクがあって断然美味しい!!!今日はタラコだけで買ったので
  入れなかったが、鍋用の鱈なら真子も肝臓も入っている場合があるので、そこから
  抜き取ってこの真砂和えを作ったりします。

  今日は美味しそうな生シラスがあったのであっさりとショウガで頂きます。後はかぼちゃ
  のサラダ。サワークリームと少々のお醤油で若干和風に。

  もう一品は最近の私のヒット作品。「水ダコと柿のコチュジャン和え」

  

  私は柿があまり得意ではないのだが、お料理に使うと食べられる。
  これは生の水ダコを買ってきてさーっと茹でて、柿、コチュジャン、ピーナッツバター
  溜まり醤油で和えただけ。コチュジャンの辛さと甘い柿が良く合います。
  タコは是非水ダコを!このタコの吸盤のコリコリ感がたまりませーん!


クリスマスの準備を始めました。

2010-11-16 15:36:52 | 日記

  昨今は温暖化の影響で冬の訪れが遅い。なので体感とカレンダー上の日付に
  ずれが生じている。
  昨日、今日と空気もずいぶん冷んやりして、ご近所さんとの挨拶も「寒くなったわね~」
  が定番だ。アドベントを待たずして、ツリーを出した。以前はもう少し遅く出していたの
  だけれど、あーっと言う間に師走は過ぎて、家族がクリスマスのデコレーションを
  しまう頃になると「もう少し、飾っておこうよ!」と言いだすのだ。

  12月は本当にすぐに過ぎる。ツリーをしまったら今度はお正月の準備。
  我が家も洋から和へとインテリアを変える。ホワイトハウスのホームページで
  大統領夫人によるクリスマスデコレーションを見る事が出来る。これは
  動画になっていて毎年ストーリーが違う。ホワイトハウス内のインテリアが素敵で
  大統領夫人の腕の見せ所だ。欧米では新年になってもクリスマスデコレーションの
  ままで良いので、日本よりクリスマスに染まるのはまだ先だ。

  

  子供達が幼い頃は一緒に飾ったが、今は一人でちまちまと飾っている。

          

          

          

   玄関ドアのリースはやはりアドベントまで待とう。ポインセチアも枯らすと
   いけないので12月になってからですね!

   

  こういうクリスマスグッズは毎年同じ物。これを壁に張ったり少しずつ本番に備えよう。
  毎年、赤い大きなロウソクを買うのが遅れ、品切れになっている事が多いので、今年は
  早く用意しなくちゃ。

  知人に送るクリスマスカードも選ぶのが楽しみですね!旅先からの絵葉書とクリスマス
  カードは頂いてもとてもうれしい。背中を押されるように今年も終わりへと近づくが
  計画的をきちんと立てて乗り切ろう!!!