梅雨が長引いていることもあって、近頃はあちこち訪ね歩くことが少なくなりました。数日前にはアザレアツバキが見ごろと聞いて、草野町にある「世界の つばき館」へ出かけました。
館の前にはトラクターが。どうやら農家の方が打ち合わせに来ていたようです。 田舎らしい風景ではあります。
ガラスハウスではアザレアツバキが八分咲きでした。ここでは中国などの原種椿を育成しています。
アザレアツバキはツバキ科ツバキ属。原産地は中国広東省で花期は7月から11月。他のツバキと違って、夏から秋にかけて咲くのが特徴です。
花は鮮紅色で一重咲き。葉先は丸みを帯びています。色の割には地味な印象がします。
裏にあるつばき庭園から見たつばき館。紫のサルスベリは「紫雲」という品種です。ここ草野町には明治・大正期の建築物が残っているので、 つばき館も大正時代風の意匠です。
一昨日は我が家の庭でクマゼミの初鳴きがしました。しかし、少しばかり鳴いたかと思うとそれきりでした。いつもは夏休みに入る今ごろ、梅雨が明けた途端にうるさく鳴き始めるのですが、蝉も今年は勝手が違うようです。
2、3日前朝方歩いていたら草むらに葉にしがみついているアブラゼミを見かけました。
長い間、地中にいて決心して出てきたのに梅雨模様…。
猛暑も大変ですが、それでもカラッとした晴天が待ち遠しいです。
ありがとうございます。
時折、蝉の鳴き声がしますが蝉時雨とまではいきません。
梅雨空の毎日で、心にカビが生えたような気持ちです。
青空が待ち遠しいです。