先週は鹿島へ行きました。昨年の秋以来で、距離にして60キロほどの短いドライブです。この日は薄曇り、時どき晴れ。まず家具のまち大川市方面へ筑後川堤防道路を走ります。見晴らしがよく信号も少ないので、川沿いに東へ南へ、市外へ出るときによく使う道路です。
大川を過ぎると諸富橋です。ここはもう佐賀県。ここに差し掛かると、県境を越えて遠出をする気分になってきます。
筑後川昇開橋は中央部の歩道桁が下りていました。向こう岸は福岡県大川市。昇開橋は国鉄佐賀線の廃線跡で、いまは国の重要文化財に指定されています。この橋、いつ見ても向かい合うキリンを想像してしまいます。
肥前鹿島駅前の交差点です。肥前鹿島は長崎本線の特急停車駅。変哲もない田舎町風景ですが、むかし年に何度か長崎に通っていた時分、ここを通っていた思い出がある町です。そのころ、在来線を守るため、長崎新幹線の建設に反対し続けていた硬派の市長さんがいました。新幹線は佐賀県にはメリットが少ないのです。いまでも佐賀県と国との関係はギクシャクしています。
道の駅鹿島に来ました。
ちょうど干潮時で、有明海は干潟が広がっていました。毎年ここで干潟イベントのガタリンピックが開催されています。右手の建物が道の駅。
数キロ先まで干潟が続きます。荒波の玄界灘とは違い、有明海は穏やかな海です。ここには干潟体験の子ども達がよく来ます。干潟に黒っぽい人影が見えると思ったら、バケツで頭から泥をかぶっていました。インスタ用ボードのキャラクターは「かし丸」君です。
巣が落ちたのでしょう、道の駅の買い物カートにツバメの子が保護されていました。このツバメは巣立ちが遅いですね。嘴が黄色いという表現を思い出しました。
帰りに祐徳稲荷の門前商店街へ寄り道しました。土産物屋や飲食店が並んでいますが、桜並木のこのあたりは普段はシャッターを下ろしている店が多いです。
今日の目的はこの店です。土産物店とはいうものの、雑多なものを売っています。店番の小母さんは通りの向こうで立ち話をしていたので、声を掛けて戻ってきてもらいました。
扱っている商品はお茶からお菓子、有田焼の器、竹・藁細工、民芸品、演芸グッズなど、一口に何の店であるとは言い難い土産店です。買う人がいるのだろうかと思ってしまいます。しかし、この店はここで昭和30年から商売をしているそうです。
この店には足踏み用の竹を買いに来ました。踏み竹は孟宗竹を半分に割ったものです。どこにでもありそうでいて、いざ探すとなかなか見つかりません。帰りしなに小母さんが夏祭りのグッズを呉れました。中身は商店街マップを印刷した団扇とマスク、消毒ティッシュの一揃い。コロナ対策用ですが、残念ながら今年の祭りは中止になったそうです。
久しぶりにいい風景を見せていただき
思い出しました。よいドライブですね・・
やはりシャッター通りが多いですね?
先日の京都も観光地はお土産屋さんはしまって
いました。私もドライブに出たいのですがまごもりに
追われています。
高校受験を頑張ることが条件ですが、それまでにコロナ禍がおさまっていることを願っています。
昇開橋は、大川市側は幹線道路から外れているので、道がわかりづらいですね。
橋から眺めると、筑後川は大きいなと実感します。
昇開橋 撮って下さって有難うございます
我が地区のシンボルでございます
我が家のほんの近く いらしてくださって嬉しいです
猛暑が続いております この夏乗り越えましょう
鹿島方面へ行く時、いつも昇開橋のそばを通ります。
あの辺りもバイパスが出来たり、有明海沿岸道路の工事が行われていたりで、
だいぶ沿線風景が変わりましたね。
昔、町中の旧道を走っていた頃が懐かしいです。