筑後地方では、あちらこちらで田植えが行われています。17日には朝倉市の菱野地区にある三連水車が稼働を始めました。午前にセレモニーが行われ、筑後川の山田堰から堀川用水への水門が開かれました。
江戸時代から続く灌漑風景です。5年に一度、部材が新調されます。
集水樋からサイフォンを通して導水されます。水車の感慨面積は35ヘクタールにも及びます。しかし、昨年の豪雨災害で田圃に土砂が流れ込み、ことし田植えできるのはその三分の二程度です。
力強く回る水車を見ていると、いつも蒸気機関車の動輪を連想します。
堀川用水の一部を堰き止め、水車の方に水を誘導します。
この日は稼働初日で日曜日ということもあり、多くの人が見学に来ていました。
下流から三連水車を見たところです。
堀川用水は満々と水を湛えて流れ下ります。
三連水車の少し下流には二連水車が2基あります。しかし、ここまで来る人はほとんどありません。
三島水車です。
三島水車の下流にある久重水車です。
ここの水車群は夏の風物詩です。水車は10月頃まで稼働しています。
三連水車が動き出してホッとします
良かった
いい風景ですね
テレビでも紹介されました。
二連水車は三連水車のすぐ下流ですが、
多くの人は足をのばしませんね。
江戸時代から続いている筑後地方の灌漑風景、
近代的なモーターや機械的なものでなく 木製の水車が 今でも活躍している・・・、
維持するのも大変なんでしょうが 未来永劫続いて欲しい風景ですね。
水田風景、用水路、三連水車・・・いいですね。
水車は毎年組み立てて、秋には解体されます。
堀川用水と合わせて国の史跡名勝になっていますが、
現役で働いているのが嬉しいですね。