高層マンションを背にした風景。JR南久留米駅。
もちろん駅舎の方が古い歴史を持つ。昭和3年建築の木造駅舎である。十数年前に左側にあった事務所部分が解体され、半分の大きさになった。しかし屋根も壁も丁寧に修復され、半分が削り取られたとはわからない。
以前の駅はこちらのサイトで紹介されています。
駅舎入り口の天井には謎の六芒星があり、新聞でも取り上げられたことがある。戦前は久留米は軍都であり、駅の近くにも旅団や軍事施設があったので、その関係だともいわれるが、自衛隊では否定している。記事のなかで、ある大学教授は災難や魔物が近付かないための魔除けではないかと言っているが。
柱に打ち付けられた「蟻」の意味も分からない。
面白い風景。まさに、田園都市の風景なのかしら?
六茫星の魔よけにあやかって、
蟻は、魔よけならぬ、シロ蟻よけかな??
建屋を半分にした時に壊さなかったのは、古い歴史を持つ駅舎に敬意を表したからでしょうか。屋根の修復には、結構手間と金が掛かっていると思います。