田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

菱野の三連水車が組み立てられました

2017年06月15日 | 朝倉

 新聞に、菱野の三連水車が組み立てられたとの記事が出ていました。筑後地方では田植えの季節になりました。梅雨入りしたとはいえ、5月のような爽やかな晴天の日が続いています。それでも、あちらこちらと田に水が張られています。三連水車を見に行きました。

 その前に、道の駅久留米で腹ごしらえをします。週末で、直売所の前では骨董市が開かれていました。

 骨董といっても鑑定団に出てくるような美術工芸品ではなく、昔、家庭にあった雑貨などです。商品は玩具から食器類、衣類など何でもありです。買うつもりはありませんが、懐かしいものに出会うこともあって、見るだけでも楽しいです。

 犬、猫の譲渡会もあっていて賑わっていました。捨て猫などをなくそうとの取り組みだと思います。

 ここには手作りの小物ブースもあります。手づくりアクセサリーなどを持ち寄る展示即売会が各地で開催され、人気を集めています。セミプロの作家さんもいるようです。

 図書館巡りは私の楽しみの一つです。でも最近は掘り出し物の本に出会うことが少ないですね。新刊書をリクエストすることもできますが、手にするまで1か月以上かかります。予算の関係もありますから仕方ないですね。

 道の駅を後に、今日は田主丸図書館に来ました。ここには以前から藤棚があると思っていました。しかし咲いているのは黄色い花です。説明版には「アメリカノウゼンカズラ」と記されています。

 説明版には濃紅色と書いてあります。色違いで黄色もあるのでしょう。よく見もせず藤棚と勘違いしていました。

  菱野の三連水車に来ました。近くには二連水車が2基あります。この辺りは田植えの準備はまだでした。水車は17日から稼働するそうです。江戸時代から続く夏の風物詩で、国の史跡になっています。今も実働して田を潤しています。

  まだ動いていないので、近づいてみると細かいところがよく分かります。水を受ける羽根板と水をくむ柄杓は太い竹串で組み立てられています。

 竹串でしっかりと固定されています。釘よりも機能性があるのでしょう。田植えが終わった頃にもう一度来てみます。

 水車の近くでは枇杷がたわわに実っていました。この地方では今時分、あちこちの庭でよく見かけます。摘果しないので実は小さいです。誰も取ろうとしません。

 

 

 

 

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4 コメント

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三連水車 (tango)
2017-06-15 06:46:29
昨年参りましたがいつ見ても雰囲気があります
し~~かし・・、昔見たときより風情がかわって
きたように思います
昔は川がもっと自然と思いませんでしたかしら?
たまに行った時の昔の思い出が強く残っているものですからそう感じるのでしょうか?
私もあの道をはきインターまで走って小石原を回って
帰ります
あのあたりは自然が多い良い所ですね
図書館はいかない代わりにクエストの本を立ち読み?
立つのも疲れます<わらい>
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おはようございます (九州より)
2017-06-15 08:35:41
三連水車と、水車に水を導く堀川用水
そのものは変わりないです。
ただ周りは整備されました。
道路が拡幅されて広くなりました。
頑丈な柵も出来ました。
昔はじめて来た時は、田舎の田んぼの中にぽつんと置かれているような印象でした。
今はいつも見学者が来ています。

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残す事は (tyako)
2017-06-15 18:34:43
こんばんは。
古いものをそのまま使っているなんて凄いですね。木製ですから、何年かすると作り直すでしょうから、管理している人達のご苦労が大変だと思います。

いつまでも残したい風景ですね。
珍しいも物を見せていただきました。
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tyako様 (九州より)
2017-06-15 18:58:06
確か5年に一度ほど作り直しています。
稲刈りが終わってしばらくすると、解体して部材は倉庫に保管されます。
江戸時代から今に至るまで、
実用のものとして水田を潤しているのが素晴らしいと思います。
残してほしい風景です。
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