田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

「ローマの休日」でコールコーヒーを(上)

2023年05月14日 | 読書・映画日記

 3月の終わり。学童保育所の退所式が終わった後、スタバデビューをしようとショッピングモールへでかけた。昨年の誕生祝いに娘からスタバカードを貰っていたのだ。正直言うとスターバックスは初めてではない。家内と一度だけ入ったことがある。しかし10年以上も前のことで、今度がほとんど初体験のようなものだ。

 以前に行った時、メニュー表を見て戸惑った。コーヒーだとは思うが、英語にカタカナが併記されている飲み物がどういうものかさっぱりわからない。その上ラテだのホワイトだのミストなどの用語がくっ付いていて、ますますわからない。カジュアルファッションのようにコーヒーも進化していた。家内と、年寄り向きじゃないねと話したものである。

 それ以来、スターバックスとはご無沙汰だった。若い人に人気の店で、いつも店の外まで客が並んでいる。店内にはもう一つ行列ができていて、どちらの列につけばよいのかわからない。昔風の人間には敷居が高い店だった。

 だが娘のプレゼントから半年も過ぎ、なにか宿題をし残したような気分だった。それで客の少ない時に思い切って入ってみた。忙しいなかにも店員の対応は丁寧である。気になっていたカードのPINコードやらも問題なかった。客で混む中をレジでもたもたし、慣れないこの年寄りがと思われるのも癪なのである。

 メニューの一番上にドリップコーヒーというのがあるので聞いたら、これが普通のコーヒーだった。店内で飲むのでマグカップをお願いした。アメリカンコーヒーといえば薄いコーヒーというイメージがあったが、結構しっかりとした味だった。総ガラス張りでブラウン色調の店はお洒落な雰囲気である。ちょっと時間つぶしをするには良さそうだ。並ぶのは嫌だが、カードを使い切るまでは通ってみようかと思っている。

 娘からもらったスタバカードのFUKUOKAバージョン。

 

 

 

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