田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

田園のティラノサウルス

2022年12月12日 | 街角の風景

 筑前町の道の駅に行く途中、曾根田川のほとりにゴジラに似た巨大な像があった。

 ティラノサウルスの藁かがしだった。かがしは案山子のこと。大勢の人が見物に来ている。毎年、地元の若者が稲刈りが終わったあとの藁で作っている。骨組みは角材と竹。

 前にある車は、映画ジュラシックパークの、追いかけられて車で逃げる場面を再現したものらしい。車内に案山子の人形でも居れば、より臨場感が増しただろう。

 この川は近くの夜須高原に源を発している。水は澄んでいて、川で遊んでいる子もいた。新宿歌舞伎町にはゴジラがいるが、田園にはティラノサウルスがいた。展示は1月まで。

 子どもの頃、1作目だか2作目だかのゴジラ映画をみたことがある。防衛軍が迎え撃つシーンを憶えている。夜、蒲団の中で横になっていると、耳に脈の音がして、それがゴジラが近づいてくる足音に聞こえて怖かった。

 

 

 

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