頑張れ!じゃがいも3兄弟!自分に甘く、子供に厳しい親父の日記パート2

この日記は、子供達の日々の成長や反省を書き綴り、子供達の成長を真に願う方々と熱く語れる場になればと思い作成しました。

この時期に思い出すこと

2009年07月26日 | 日記
もうあいつが死んで7年。
あいつとは、私が高校時代に柔道部で共に汗を流した同級生であり、今から7年前に膵臓癌で亡くなりました。

あいつが亡くなる半年前、久しぶりに柔道部の仲間と出会った時、
今年親父が癌で死んでしまってよ・・。
と涙していたあいつ。
数日後、そんなあいつから、
俺も癌だとよ・・
と連絡があった時には、
な、何言うてんねんお前・・・。
と言葉にならなかった。

それから仕事の休みごとに見舞いに行った。
日に日に痩せていくあいつ。
帰り際に、
次はいつ来るんだ?
もう帰るんか?
と寂しそうにする姿は今でも忘れない。

そんな中、仕事の関係で少し見舞いの期間が開いた頃、
あいつが見舞いを拒否するような事を言っているらしい
と耳にし、親御さんから聞けば、
やせ細った姿を友達に見せたくない・・
といった理由からだったとのこと。

私は嫌な予感がし、急遽、同級生、後輩達と連絡を取り合い、見舞いに行こうとしたが、見舞いに行く途中に、あいつが亡くなったとの連絡が入った。
26歳という若さだった・・。

葬儀には仕事の関係で行けなかったが、当時あいつが住んでいたのは、たまたま私が勤務する管内であったので、直属の上司にお願いし、葬式の前に顔を出させてもらうことにした。

当時の私は制服勤務であり、会場で制服姿がウロウロしていると参列者に何か事件で亡くなったのではないかと思わせてしまうので、顔だけ見て帰ろうと思ったが、顔を見たとたん大号泣してしまい、今思い出すと、何とも言えない雰囲気にしてしまった・・。
しかし、あの時、仕事中だったけど、行っていて本当に良かったと思いますね。

それから、何か辛い時、頑張らんといけない時には、いつもあいつを思い出す。
当たり前に食事が取れて、当たり前に仕事が出来ることが羨ましい・・
仕事してる時は嫌で嫌で仕方がなかったけど、早く仕事がしたい・・
と言っていたあいつの言葉を思い出し、自分を奮起させて頑張ってきたつもりです。

今年ぐらい、3兄弟を連れて墓参りに行ってみよっかな