全国大会終わりました。
全国第3位・・。
昨年、全国優勝したとは言え、2年連続で入賞。
結果だけ見ればというところですが、正直、悔しい気持ちしかありません。
優勝した朝飛道場さんに2-2からの代表戦負け。
少しのほころびが勝敗に影響し、紙一重の戦いを制することが出来ませんでした。
どこにほころびがあったのか
まず、先鋒の大和、最終的には一本勝ちしましたが、実力的には勝っていたにもかかわらず接戦に持ち込まれ、チームに勢いをつけることが出来ず、一本勝ちしたのに相手チームに勢いがついた感があった。
次鋒の桜史朗も終始優勢で、指導3勝ちしたが、ここでも相手に勢いがついた感があり、私自身前2つが一本勝ちしなければならないと思っていたので、やや暗雲が立ち込めました。
中堅は相手がエースだったので、厳しいと思っていましたが、予想以上に善戦し、最後は一本負けするも、気分的にやや盛り返しました。
副将戦、引き分け狙いの柔道でしたが、内容的にも五分五分で引き分け。
そして大将、引き分けなら勝ち、しかしながら相手選手は超強豪選手と厳しいところではありましたが、意地を見せれず指導2負け。
指導の差であれば勝利というところではありましたが代表戦へ。
結果、何の見せ場もなく、下がって下がっての場外指導2を貰い、敗戦しました。
たらればを言えばきりがないんですが、実力差があったり、代表戦でぶち投げられて負けたんであればスッキリするのでしょうけど、見事にスッキリしませんね。
ただ、理由ははっきりとしているんです。
それは、柔道に対する姿勢や努力の差です。
前日、オリンピック選手や井上先生に対し、目を輝かせて『得意技は何ですか?目標は?』と質問する選手達を尻目に、『柔道やめたいと思ったことがありますか?』と後ろ向きな質問をしたムラッチ。
日頃、柔道がやめたくなるぐらいの努力をしている者の質問であればともかく、全くそうではない。
講道館で試合が出来る喜び、オリンピック選手に質問出来る感謝の気持ちがない。
場外指導で敗れた乾渡については、いつまでも親に甘え、大人に対して『柔道やめる』の切り札をチラつかせては、才能と体格にふんぞり返って歩いてきたツケが回り、日頃から努力をしてきた者しか立てるはずのない舞台では当然の結果でありました。
自分は、幼い頃から努力を続け、血と汗と涙を流し続けてもなかなか目標の舞台で戦えなかった子供達を見てきたので、当然の結果としか言いようがない。
悔しい、歯痒い、親御さんもきっと同じでしょう。
今更ですが、なかなか全てが伴う選手というのは育てられないものです。
そんな中、大和と桜史朗が優秀選手賞となりました。
体格、素質もさほど感じませんが、周囲の選手はこれだけ大きい選手ばかり
大和には、
あ~あの子は根性あるなぁ~見ていて気持ちがいいなぁ~
という柔道が出来るようになって欲しいと願います。
はぁ~一つの目標だった試合が終わりました。
悔しい結果を財産とするかしないかは本人しだいです。
自分は財産とします。