悪口や陰口は言うものではないと思った話。
先輩や上司の悪口ばかり言う先輩がいた。
自分も楽しんでそれを聞いていた口なんですが、ジミー大西に似た上司のことを影でジミーちゃんと呼んで、
今日、ジミーに怒られてよ~。
なんてことを言われていた。
ジミー上司は、正直、ジミーちゃんに瓜二つで、あれだけ似ていると本人にも当然自覚があったと思います。
でもってある日のこと、
先輩がいつものように遠間からジミー、ジミーと言い、後輩達の、
先輩、聞こえますよ!あきませんって!
と焦る姿を見て、
大丈夫!大丈夫!
と楽しんでおられた時、ジミー上司が急にパッと振り返りました。
うわっ!やばい!気づかれた!
先輩も一瞬焦った様子でしたが、ジミー上司は何事もなかったように先輩に話かけられ、一同胸を撫で下ろしました。
すると先輩、ホッとしたことで調子に乗ってしまったのか、
いや~大西係長!今日はですね・・。
と、普段からジミージミーと悪口言ってるもんだから、名前が大西でも何でもない上司に、大西係長!といって話しかけちゃった・・。
当然、上司は、
・・・大西?
◯◯君・・何の大西かね?それはどういう意味だ?
と激怒されたのは言うまでもありません。
ま~人間誰しも悪口だったり陰口だったり、ストレス解消にもなるし、たまにはいいかも知れませんが、あまり言い過ぎると醜いし、必ずボロが出る。
ま、ありえん間違いで上司から雷を落とされた先輩を見て、笑いを堪えるのと同時に、悪口を常に言ってると地獄を見ると勉強になった話でした。