
全日本学生の決勝戦はテレビで観戦した。
優勝は自分も予想していた大学。
すげ〜なぁ〜と思いつつ、羨ましいような悔しいような複雑な気持ちになった。
優勝した大学の同階級の選手は国体で対戦して引き分けた選手だったし、同級生でも活躍している選手が何人もいた。
大悟は国体等での全国入賞の経験はあるが、所属するチームのメンバーとして全国大会に出場したことがない。
なので、いつか団体メンバーとして再びあの場所に戻って来て戦う姿を見てみたいし、優勝とまではいかないまでも、ベスト8に勝ち上がれるよう頑張って欲しい。
大悟は昔からトップクラスと呼ばれるようなチームには属していない。
中学は地元、高校、大学も自ら地方の学校を選び、そこから日本の頂を狙い続けている。
我々の選んだ道に間違いはなし。
必ずや目標を達成する。
その為に、その場、その場を全力で。