今日の昼休み、登録していない番号からの電話がありました。
出てみると、私が10数年前にいた所属で一緒に柔道をしていた後輩からで、
娘の体重別予選が終わりました。
どうしても◯◯さん(私)に報告したくて連絡させて貰いました。
との電話でした。
若い頃、職場の道場に幼かった大悟や大晟を連れて行きました。
その時、当時、若手だった彼に、
将来、子供ができたら、柔道させてみたらいい。きっと楽しいぞ。
と勧め、確か私が転勤する際に、
お前の子供が柔道する日を楽しみにしてるからな。
と言って別れた記憶があります。
それから数年後、後輩の娘さんが柔道を始め、県下のトップ選手になっていると聞き、嬉しく思っていました。
そして、それからまた月日は流れ、私が中学生を連れて県内の道場へ出稽古に行った際、ある女の子と出会い、縁があって指導に関わることになりました。
奇しくも、目標は◯◯さん(後輩の娘さん)に勝つことで、一瞬、
そうなんだ・・。
と思いました。
そして、昨日の体重別で初めて後輩の娘さんに判定勝ちしたと報告があったのですが、タイミング的に、後輩からの電話も『その件』についてだと思いました。
でも、後輩は娘さんが敗れた相手選手と自分との関係を全く知らず、ただただ、娘が柔道をするきっかけとなった私に一区切りがついたという報告をしてくれただけだったのです。
後輩に現状を説明したところ、
えっ!・・そうだったんですか。
と驚きながらも、
何だか凄い話ですね・・。
娘は◯◯中学に行きます。またよろしくお願いします。
と恨み言一つ言わず、爽やかに話してくれました。
昨日、大悟が負け、モヤモヤとした時間を過ごしていました。
そんな時、私自身が少年柔道に導いた後輩から親の在り方であったり、出会いの素晴らしさを教えて貰ったのです。
私にはこうして所々で目を覚ましてくれる人との出会いに恵まれています。
出会いに感謝。
これからも人との縁を大事にしたい。
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