稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(矢田中学校、6月6日)

2018年06月07日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。
館長、私、K芦五段、K部五段、K川四段、弟子初段、K林君。

時間前に剣道形。
K芦五段と弟子、K部五段と弟子で五本まで裏表。

相手が変わると調子も狂うのか何回かやり直しがあった。
K芦五段は、1本目の仕太刀で上段から足を戻すのに左足から戻したので注意。
あとは4本目の切り結んだ高さが高過ぎるので注意。(これは先週も言ったのだが)

K部五段は久々の剣道形だったようで全体的にぎこちない。
「五段になったらいつでも指導出来るようにしとかんと格好悪いですよ」と忠告。

形は上手な者とばかりやっていても駄目である。
時々下手(と言っては五段に失礼だが)とやっても動じないで打てるように。

見学1名あり。転勤で大阪に戻ってきたらしい。二段をお持ちだとか。
気楽な稽古会であると同時にレベルに応じて丁寧にお教えしますと言っておいた。

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指導のF六段がお休みなので、
切返し、基本稽古、相面勝負のあと地稽古。
気温は高くないのだが雨のせいか蒸し暑い。


(K芦五段と弟子の剣道形稽古)


(基本稽古風景)


(K川四段は打つ前に左足が右足を追い越して前傾するクセがある)


(しかしながら打ちは強い、惜しいことに打ったあとに気が抜けることがある)

稽古後に、このK川四段からクレームがあった。
「稽古なる人生で、何回も五段を落ちてると書いてありましたが、まだ1回しか受けてません」
平にご容赦。実力はあるので稽古不足でもぜひ7月の審査を目指して欲しい。


(井上館長と弟子の地稽古)


(地稽古のあとは時間があったので相面勝負の回り稽古)


(蹲踞から立ち上がって間合いを詰めての相面勝負3本の稽古)


(段位に関係なく、少しでも準備が遅れたり躊躇すると面を打たれる)

この相面勝負3本の稽古は師匠から教わった稽古法で長正館でも取り入れている。
立ち合いの間合いで蹲踞し、立ち上がってしっかり構えて声を出す。
触刃から交刃、そこから自分の間合いに入って躊躇なく打ち込む。
誤魔化しの効かない真剣勝負の相面の稽古である。

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【感想・反省点】

やはり持続しない。弟子に体力負けする。
こちらが準備する前に弟子は飛び込んでくる。
こちらのほうが身長があり、リーチの差で何とか誤魔化しているが、
そのうちそれも通用しなくなる日も来るのだろうな、と思ってしまった。

少し酒を控えなければ。目標は3キロ減だ。
コメント
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