稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(矢田中学校、6月13日)

2018年06月14日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。毎週水曜日、19時半から。
はるばる奄美からM二段が稽古に来た。稽古は3年ぶりという。
防具は長正館で預かっていたもの。昨年からとんぼ堂預かりだった。
矢田駅、旧長正館の前で18時40分待ち合わせ。

館長、私、F六段、K芦五段、K部五段、K川四段、
K野三段、M二段、I剣士、弟子初段。

簡単な基本稽古のあとは自由稽古。
休んで良し、基本打ち、技の稽古良し。なんでもありだ。


(体操のあとは素振り)


(3年ぶりの稽古、奄美のMさん)


(礼のあとは基本稽古、大きく正しく伸びやかに)


(F六段とM二段)


(M二段とK芦五段、返し胴を打とうとしたところ)


(M二段の小手打ち失敗)


(I剣士の面打ち、両手が横握りになっている)


(以前のような前かがみは改善された)


(K三段とK部五段、K三段は待ち小手が得意だ)


(F六段の遠間からの伸びやかな面)


(K芦五段とM二段)


(手前でM二段への面打ち指導、奥の右側のK芦五段の右足に注目)


(動画のキャプチャより、我ながらヒドイ面だ)


(最後に集合写真、集合写真など一年ぶりだ)

【感想・反省点】

弟子に相面の稽古をしてくださいと頼まれる。
相面の稽古は苦手だ。いや苦手だと言う前に今までやったことが無い。
最近、木曜会でやり始めたので長正館でも取り入れただけである。
だから相面は苦手である。スピードが無いからだ。
スピードをカバーするために打てる体制でいようとする。
打てる体制と言いながら心は「待ち」である。
待ちでは相面には勝てない。
遠間から打ってくる若手のほうがどうしても早い。

F六段の打ちは私の打ち間より遠いところから小さく鋭く打ってくる。
出遅れると相面で負けてしまうから上から乗ろうとしてしまう。
F六段は前傾姿勢、こちらは直立姿勢だ。
上から乗ろうとすると見るからに爺さん剣道のようになる。
相面の姿勢はあきらかに今自分が課題にしている姿勢とは異なるのだ。

お互い小さな打ちで切り落とすことはほとんど出来ない。
竹刀はしなるからである。
たまにうまく切り落とせることがあるがその原理はわからない。
考えてやると遅くなって間に合わないので稽古もできない。
打つ瞬間に正しい軌道に竹刀を乗せる必要がある。
その正しい軌道がわからない。悶々とするばかりである。

返し胴をやるのは簡単だが返し胴に頼りたくない時もある。
鋭い面をきれいに相面で捌くにはいったいどうすれな良いのだろう。
悩みはますます増してくる。反省にもならない。困ったものだ。
コメント
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