稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月17日午前)

2020年10月18日 | 剣道・剣術
連絡網でA藤七段がお休みだと連絡があったので、
ちょっと早めに仕事を終えて生駒市武道館まで向かった。
中に入ると稽古着姿は2人(I山六段とN岳五段)しかいない。私を入れて3人だけ。
Hさんが私服なので「どうしたんですか?」と聞くと稽古で肉離れをしたらしい。
普通は左足を痛めるのだが右足とは不思議である。何かに引っ掛けたのかも知れない。

先に来た2人は、何かの技の稽古をしていたようだが、
いつものような基本稽古はしていなかったようだ。
I山六段が1年ぶりの稽古なので、長丁場の稽古は無理と見た。

五段審査に落ち続けているH名四段にレクチャーを兼ねてN岳五段と実戦的な基本稽古をする。
相面、出小手、相小手面、返し胴。返し胴が下手と見たので123の掛け声で返し胴の稽古。


(相面、出小手、相小手面、返し胴の連続稽古)


(返し胴の説明)

そのあと1分間の立ち合い稽古を3人で2回り。
礼、蹲踞、立ち上がって構え、気迫、気勢、先の気位で間合いを詰めて打つ。
H名四段とN岳五段に手本を見せるのだ・・・という意識なので手は抜けない。
打ち切って振りかえって構えるまでの残心もしっかりと行う。


(1分間の立ち合い稽古)

あとは地稽古を時間が来るまでやって終了。

立ち合い稽古は、審査を意識した稽古を行うこと。
つまり、苦手な技を出さない。姿勢と気勢、先の気位を大切にして打ち切って残心することを意識する。
地稽古は立ち合い稽古とは違い、得意な技をより磨き、苦手な技を試してみる場として使うこと。
打って良し、打たれて良し・・の中でお互いに高めていく稽古をすること。以上を説明しておいた。

1時間ちょっとの稽古だが内容は濃かった。


【感想・反省点】

ここは木曜会(誠先生の剣道教室)のおさらいの場である。
自分が出来ないのに指導など無理なので、お手本を見せるために頑張ってみた。
木曜会で習った「相手が出ようとした瞬間の擦り当て面」がうまく出来たのが嬉しい。
そう言いながら、動画で確認すると、悪いクセ、粗さが随分出てきているのは反省点だ。
コメント
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