稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

生駒市武道館 往馬玄武会(2020年12月5日)

2020年12月06日 | 剣道・剣術
先週と同じく仕事を片付けてから生駒に向かう。
9時30分頃に到着。そこそこ寒いが稽古するにはちょうど良いぐらい。
私を入れて5人で先週と同じだがメンバーは1人異なる。



基本稽古の途中から参加。
指導を頼まれたので、気攻め体攻め剣攻めからの面打ち、
あとは自分から間合いに入って、自分が信じたところで打つ稽古。
うまく出来る者もいるし出来ない者もいる。
基本の稽古の中で、出来る限り実戦的な稽古をして欲しい。

先週と同じく、動画を録画してyoutubeに限定公開でUPする。
往馬玄武会の会員用のLINEで紹介しそれぞれの参考にしてもらっている。
URLはブログで公開しないが、そこに書いた文章を下に紹介する。



【動画に載せた説明文・一部加筆訂正】

対峙した時は遠間、触刃の間を特に意識して気構え身構えを充実させる。安易に交刃の間合いに入らないこと。
打った打たれたよりも、構えた時の姿勢、気勢(気の勢い)、右足を出しての攻めと溜めを意識しましょう。
打ったあとは打ち損じても残心まできっちり行うことも大切です。

剣先が低過ぎる場面が時々見受けられる人がいますが、構えた時の剣先の延長線上は相手の左眼が基本で、外れても顔面、咽喉から外さないことも大切です。
ただ、打つ前の動作として、相手を釣ったり押さえたりしますし、下段(相手の左拳あるいは下丹田を攻める)からの打突もありますので、何が何でも「正眼に構えろ」と言っているのではありません。いつも構えが低過ぎるのは是正したほうが良いでしょう。

面金の物見から相手を見ていない人は、まずは自分の立ち姿を見直してください。
背中が曲がっていたり、首が前に傾いてうつむき加減になっていないか注意してください。
一度身についた姿勢はなかなか直すことが出来ませんが、普段の生活で背筋を伸ばし、あごを引き、胸を張って背筋を伸ばすように努力してください。
最初は苦しいですが必ず直せます。

地稽古は審査稽古ではありませんので、自分の得意な技を磨くのも大事ですが、不得手な技、身につけたい技、打てるが姿勢が崩れたり残心がうまく行かない技を積極的にやってみることも大事です。どんどん試してみましょう。失敗するのも稽古のうちです。

繰り返しますが、立ち上がり(振り返り)構えて、の、遠間、触刃の間での「気の勢い」を身につけましょう。
交刃の間からは「いつでも打てる・いつでも返せる」という身構えと気構えを作ってください。


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【感想・反省点】

ここでは指導しながら自分自身の悪いクセを直す場として使わせてもらっている。
人に指導するには、まず自分が出来ないと伝わらない。
そういう意味でまだまだ未熟だが、指導出来る場がありがたい。

大阪府の非常事態宣言を受け、夜の長正館の一刀流の稽古は中止。
井上館長が12月5日、94歳のお誕生日なのでお祝いのメッセージを送っておいた。



井上館長からのお返事は、

誕生のメッセージありがとー😉👍🎶
コロナなに負けない94くよくよしないで日々楽しく過ごす所存です、ご支援宜しく願います、
先ほど天神橋の今昔館青朝会展覧会に来ております写メール送りますご笑覧あれ。井上
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