稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

最近の出来事、あれこれ(2020年12月・その1)

2020年12月28日 | つれづれ


カンバッチと一緒にPP袋に入れる「大阪版剣道の心カード」で苦労した。単純な印刷物なのでここまで苦労するとは思ってもいなかった。何が大変かと言うと印刷会社で使っているソフトと、とんぼ堂で使っているソフトの相性が悪くて想定した色目で印刷が仕上がらないことだ。「サンプルの色目と実際出来がった色目は若干違う場合がありますよ」と先方(大阪府剣道連盟)に言っておいたのだけれど妥協はしたく無かった。職人気質が抜けない性格で嫌になるぐらい試行錯誤を繰り返したが、どうしてもうまく行かなくて最後に慣れないイラストレーターを古いパソコンに苦労してインストールした。古過ぎる古いイラストレーターは新しいパソコンにインストールさえ出来ないのだ。その上、古いパソコンは時々クラッシュして動かなくなる。時間をかけて本業の合い間にダマしダマし使って納得のいくまで印刷会社とサンプルの往復を繰り返したのだ。余談だが途中でカードの角が丸いほうが良いと気がついた。追加料金はもらえないが角丸に加工してもらった。予想外の出費が重なったがようやくカードが仕上がった。見た目はそんなに苦労したカードには見えない。そんなカードだが、どうしても自分の手でカンバッチのメーカーに届けたかったので車で運び込んで担当に直接手渡した。



カンバッチとキーホルダーのほうも実物校正をかけたので思ったように仕上がった。そのままだったら色目もおかしいし大きさも思っていた大きさで無かったはずだ。2週間後、やっとやっとカンバッチ3000個、キーホルダーが2000個が出来あがった。ダンボールを開けて検品する時は不安でいっぱいだった。大丈夫。ホッとして大阪府剣道連盟に納入した。運送業者には任せない。これも自分の手で納品したかったのでデリカスターワゴンで運んだ。気持ちが急いて高速を使った。近くの駐車場が空いて無くて少し離れた駐車場しか空いていない。ホワードから戴いて来た台車に4箱積んで運んだが重くて段差が越えられなくて大変だった。雨が降りそうだったが何とか持ちこたえた。今回も儲けなど殆んど無い。つくづく商売は下手だと思うが満足度は大きい。納品した帰り道に自分へのご褒美に「さん天」で穴子天とエビ天の定食頼んでご飯大盛にして、とり天と海苔天追加したら後で胸焼けして吐きそうになってしまった。「もう若くは無いんだなあ」とつくづく思った。昼飯に1000円以上も使ったのは久々だ。



寒波が来るというので冬タイヤに履き替える。大阪市内だけなら不要かも知れないが、毎日生駒山を越えて通勤しているので冬タイヤに履き替えると安心度が高くなる。しかしながら雪が降るとバスがなかなか来ないからと、普通タイヤの自家用車で夫を駅まで送っていこうとするのは止めて欲しい。けっこう多いぞ。駅までの道で雪のために動けなくなった車のために、こちらまで動けなくなるのだ。だいたいバスが来ない時点で「普通タイヤは無理だ」となぜ思わないんだろう?正月に寒波が来ると言うがノーマルタイヤで出かけるなよ。岩手や秋田に住んでいた頃は10月も下旬になると冬タイヤに履き替えた。市内では大丈夫でも峠道は雪が積もっていることがあるからだ。橋の上なんかカチコチに凍る場合もある。雪国では雪の降り初めに道端に突っ込んで動けなくなる車は都会から来た4WD車が多かった。4WD車のオールシーズンタイヤを過信している都会のバカは多いが凍った道では無力である。知らないという事は恐ろしい。若い頃、雪に備えて防寒具と毛布とスコップを常時車に積んでいたことを思い出す。



長正館の剣道の稽古の折に館長(井上館長)が「石に絵描いてん、良かったら持っていって」と言うので一つ戴いた。ついでに全部の写真を撮った。「すること無いからヒマでなあ、拾った石に合わせて絵を描いたんや」と言われたので「その年ですることあるだけスゴイですやん、普通なら一日中ボ~としてるようなトシですよ」と返した。



井上館長は94才で剣道も現役。自分で防具も着けるし蹲踞もするのだ。先日の一刀流の稽古でも後半の初めに構えの説明をされていたが、あの重い一刀流の木刀を何回も振るのである。長正館のことは、そろそろ全部任せて欲しいとは思うが下手するとこちらの方が早く引退するかも知れない。武漢ウイルス(新型コロナ)だけは重々気をつけて欲しいと思うところ。自分がトシをとったら何をしているんだろうか?パソコン使えるのなら良いが目も悪くなってくるとすること無くなるなあ、酒ばかり飲んでボケてしまうかも知れないなあ・・・なんてぼんやり考えてしまった。目は大事だ。そうだ、目薬買わなくっちゃ。

さあ、仕事は29日まで。
あとは年賀状をどう片付けるかだ。。。
コメント
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