(交換後の写真・メーター左の黒い突起がトリップメーターのリセットツマミ)
身体の具合は良くないが、休みだからと言って一日中寝てるわけにもいかない。
で、以前から気になっていたバンバン200のメーターを交換することにした。
実はバンバン200のスピードメーターにはトリップメーターが付いていない。
(トリップメーターは、いつでもリセット可能な走行積算計)
あるのは総走行距離を計るオドメーターだけなのである。
よってガソリンを満タンにしてから何キロ走っているのかわからなくなる。
満タンにした時の走行距離を覚えておけば良いのだが、
一ヶ月に数回しか乗らないバイクなので何日も前の数値など覚えていられない。
バイクには予備タンクがあるにはあるが、車の流れの中にいて、
いきなりパスンパスンとエンストするのは恐怖である。
特に高速道路や幹線の長いトンネルの中ではマジで怖い。
だからトリップメーターは欲しかった。
実は一度中華製のスピードメーターに交換したことがある。
ずいぶん以前の事なので、もしかしたら前のバイク(ヤマハSR250)の時かも知れない。
中華製のスピードメーターは1,980円だったと記憶しているが、
苦労してバイクに取り付けたのに、生駒山を一往復したら途中で壊れてしまった。
安かろう悪かろうの銭失いをしてしまったのだ。
嫌な記憶しかないので、永らくトリップメーター代わりに3連のダイヤル式のロックを使っていた。
私のバンバン200は古いキャブタイプでタンク容量は7.5リットル。
うちリザーブ(予備タンク)は1.5リットル。
ということは通常で6リットルと考えれば良い。
試しにエンストするまで走ってみたら180km走った。
満タン6リットルで180km、燃費は30km/リットル。
も少し走りそうなものだが山越えが多いからこんなものかも知れない。
で、満タン時のオドメーター距離に180をプラスしてダイヤルを合わせておく。
ダイヤルの数値に近づいたら空っぽになるという原始的な方法なのだ。
しかしこの方法。たまにバイクの振動でダイヤルが動くことがある。
失敗してエンストしかけた事が一回、減っても無いのに満タンにした事が二回。
で、交換することに。
これはキジマ (kijima)製の機械式。61mm タイプA トリップ付 汎用タイプ。
国産なので5,060円した。ちと財布が痛む。
さて問題は取り付け金具。
付属の金具だと、メーターが45度近く横向きとなってしまうのだ。
で、3mmのアルミ板(以前の中華メーターの加工時に買ったもの)を加工した。
段ボールで大体の形を作って、何回か試行錯誤して書いたのが上の図。
穴は少し遊び目を作ったので3か所は楕円形になっている。
(左が元のメーター)
(裏側から見た)
(角度を変えて撮影)
(運転時の目線で・右側が以前のトリップメーター代わりの3連ロック)
実際の交換作業は長時間の作業になり、病の足の痛みが耐え切れない。
結局、長い時間がかかったわりには、細かな作業が出来ずに大雑把な工作になってしまった。
きちんとする人が見たら「何と不器用なことよ」と笑われると思う。ご勘弁。
交換したものの、寒くなったのと、足の故障(蜂窩織炎)でほとんど乗らず仕舞いなのが悔しい。
足が治って気候が良くなる来年の3月あたりから長距離を走ってみたい。
それまでに予備ランプ(フォグランプ?)とフロントのスクリーン、
さらにツーリングに便利なポータブルナビを取り付ける予定だ。楽しみ楽しみ。
【2022年12月21日追記】
一度目に中華製のメーターを取り付けたのは、4年前の2018年でした。
バイクは今と同じバンバン200。
1,980円と思っていた中華メーターは2,300円でした。
この時のメーターと、折角作った金具は捨ててしまったのか行方不明である。
金具が残っていれば、穴の位置を修正して、今回そのまま流用出来ただろう。
(以前取り付けた中華メーター)
以前の記事(ご参考まで)
バンバン200のメーター交換(2018年4月9日)
https://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20180409/
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