稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

腰を中心に打つ稽古(木曜会、2018年6月14日)

2018年06月15日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年21回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター。25名ぐらいの参加。


(稽古の前の風景)

最初の切り返しで全員に注意を受けた。
稽古内容は、切り返し、そして正面打ち。
あと、実戦的な間合いの入り方と実戦的な打ちの稽古あれこれ。

前12、後ろ12、前123・・の足運びでの面打ちは新しい方法だった。

師匠の指導、お話の要点のみ記す。

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左手が自分の真ん中を通ること。
上げる場合は出来るだけ高く上げること。
振り上げが小さいと手と足がバラバラになってバランスが崩れる。
足を広く出す。足を出して打つ。出して打つ。出して打つ。
左足を引き付けた時に面を打つこと。ゆっくり丁寧にリズムよく。

右足を踏み込んだ瞬間に左足は引き付け、同時に打てるように。
踏み込んだ時に打つという意識だと左足が残ってしまう。
左足はヒカガミを伸ばすこと。

うまく打てると力を入れてなくても強度と冴えが出る。点で打てるから。
「腰で打て」と言われるが「腰を中心として打つ」こと。
前傾すると肩のロックがかかって腕が上がらない。
直立しているとロックが外れて自然と強度と冴えが出る。

中心線を強引に取ろうとすると相手にプレッシャーを掛けすぎて打たせてくれない。
触刃、交刃、一足一刀の間では相手と交わったところを中心と考える。
右足スイッチを入れる時に中心を取ると良い。取るというより取りながら。
右足スイッチは、123と入った時には入っている方法と、
12と入って、3に入りながら入れる場合がある。
自然と入る感じ。自然と中心を取る感じ。無理やりは良くない。

打って勝つ剣道と勝って打つ剣道は使い分けること。
攻められたら下がる場合もあるし、攻めてきたら攻め返す位詰もある。
自分の思うように入れるようになったら剣道は本当に楽しいものになる。
打ち間にもすぐ入るのではなく、間拍子を考えて入ることも重要。

相手より先に自分の一足一刀の間に入ることが大事。
気後れしているのに間合いに入ったら打たれる。
「間合いは気」とは斎村五郎先生が言った言葉。
気を膨らませ、大きな気で相手を圧する。
ただし気の間と物理的な間とは異なる。

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【感想・反省点】

14日もほとんどが面打ちの稽古だった。
1週間悩み続けてまた木曜日に納得してまた悩むというパターンが続いている。
この稽古はありがたい。

最近の悩み。
こちらは身体能力が劣るので、
どうしても相手のほうが先に打ち間に入ってくる。
制したり返したりは出来るのだが、それでは爺さん剣道そのものなのだ。
何とかして相手の面を相面で打ち破りたい。

相手が打ち間に入ってくる時に、自分の「気」で補えば良いのだが、
迷いがあり、気後れが生じて、打つ準備が遅れてしまう。
まだまだ出来ていない部分である。

課題ははっきりしている。
誤魔化していては駄目だというのもわかってきた。
また悩んで木曜会に戻ってくるだろう。
一歩一歩前に出るのみ。
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長正館定例剣道稽古(矢田中学校、6月13日)

2018年06月14日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。毎週水曜日、19時半から。
はるばる奄美からM二段が稽古に来た。稽古は3年ぶりという。
防具は長正館で預かっていたもの。昨年からとんぼ堂預かりだった。
矢田駅、旧長正館の前で18時40分待ち合わせ。

館長、私、F六段、K芦五段、K部五段、K川四段、
K野三段、M二段、I剣士、弟子初段。

簡単な基本稽古のあとは自由稽古。
休んで良し、基本打ち、技の稽古良し。なんでもありだ。


(体操のあとは素振り)


(3年ぶりの稽古、奄美のMさん)


(礼のあとは基本稽古、大きく正しく伸びやかに)


(F六段とM二段)


(M二段とK芦五段、返し胴を打とうとしたところ)


(M二段の小手打ち失敗)


(I剣士の面打ち、両手が横握りになっている)


(以前のような前かがみは改善された)


(K三段とK部五段、K三段は待ち小手が得意だ)


(F六段の遠間からの伸びやかな面)


(K芦五段とM二段)


(手前でM二段への面打ち指導、奥の右側のK芦五段の右足に注目)


(動画のキャプチャより、我ながらヒドイ面だ)


(最後に集合写真、集合写真など一年ぶりだ)

【感想・反省点】

弟子に相面の稽古をしてくださいと頼まれる。
相面の稽古は苦手だ。いや苦手だと言う前に今までやったことが無い。
最近、木曜会でやり始めたので長正館でも取り入れただけである。
だから相面は苦手である。スピードが無いからだ。
スピードをカバーするために打てる体制でいようとする。
打てる体制と言いながら心は「待ち」である。
待ちでは相面には勝てない。
遠間から打ってくる若手のほうがどうしても早い。

F六段の打ちは私の打ち間より遠いところから小さく鋭く打ってくる。
出遅れると相面で負けてしまうから上から乗ろうとしてしまう。
F六段は前傾姿勢、こちらは直立姿勢だ。
上から乗ろうとすると見るからに爺さん剣道のようになる。
相面の姿勢はあきらかに今自分が課題にしている姿勢とは異なるのだ。

お互い小さな打ちで切り落とすことはほとんど出来ない。
竹刀はしなるからである。
たまにうまく切り落とせることがあるがその原理はわからない。
考えてやると遅くなって間に合わないので稽古もできない。
打つ瞬間に正しい軌道に竹刀を乗せる必要がある。
その正しい軌道がわからない。悶々とするばかりである。

返し胴をやるのは簡単だが返し胴に頼りたくない時もある。
鋭い面をきれいに相面で捌くにはいったいどうすれな良いのだろう。
悩みはますます増してくる。反省にもならない。困ったものだ。
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No.11 剣道の理想境は大自然に溶け込んだもの(昭和60年2月1日)

2018年06月13日 | 長井長正範士の遺文



私の竹馬の友である興生産業の社長(現在会長)巽義郎君が昭和四十七年三月、
会社の横に「やまびこ会館」なるものを創立して、社員だけでなく、
広く地域の皆さんに開放して、詩吟、書道、生花、小唄、うたい等のおけいこごとを始め、
研究会や談合の場を作り、又一階には誰でも利用出来る落ち着いた喫茶室等を設け、
地域社会に溶け込んだ会館を発足した機会に、
私は巽君が会館の名前を「やまびこ」とつけた真意を悟り、
心から絶大ななる敬意を表し、私共剣道家の大いに学ぶべき所だと、
その機会に書き記したものを次に書き留めておきたい。

「やまびこ」は山の精霊、こだまであり万物の根源をなすとと考えられる気、物の霊である。
こだまは木の霊と書き樹木の精霊である。やまびこは即ち反響である。
国鉄のこだま、ひかりのように単なる早さをとりあげるだけではなく、
こだまは私共人間のの遠く及ばない樹木の精霊であり
神がかった人間の理想境にある精神的なもので人間の境地である。
死生を超越した人格完成につながる最高なものと解釈する。

自然は美しい。然も厳黙として万物の道理に寸分たがわず叶っている。
自然には無理がない。万物すべて大気自然の中に含まれている。
宇宙天地の大自然は威大にして無限の愛によって私共を包含していてくれる。
若し私共人間が大自然に対する感謝報恩の念を忘れ、これに逆らうならば、
自然の脅威によってその非なる所を思い知らされるであろう。

人間はこの大自然の恩慧を蒙って、すくすくと育ち、偉大なる愛情のぐところに包まれ、
自然に溶け込み、無理なく天地自然の道理に叶った生活をするのが人間の道であると考える。
さすれば自然とは何なのであろうか。
辞典には人間の力を加えない物ごと、その儘の状態、なりゆきとある。
如何に文明の世の中になっても人間の力によって自然は造れない。
なぜなら自然こそ人間最高の道徳であり、
大宇宙大自然創造の神のなせるわざであるからである。

私共は人間わざで不可能な艱難(かんなん)の境地に達した時、
神だのみをし、神佛の加護を信じ詣でるのである。
自然はこのようにして宇宙の存在する限り、愛をもって人類は勿論、
あらゆる生物を育んでくれているのである。

さて万物の霊長たる人間の値打ちは一体どこから出てくるのであろうか。
それは愛である。
己を愛し、家庭を愛し、隣人社会を愛し、やがては日本民族の愛に目覚めてゆくのが
人間としての道であると考えている。
これがため、先ずしっかりと己れを見つめ、己れを見失わず、真の己れを知ることである。
こうして「こだま」のように広く広く響き渡るように
広く世界の人類愛に目覚めるべく修養するのが人間としての道である。

道とは人間が目的地に到達するために、どうしても歩まねばならぬ正道であり、
凡そ道とつくものものの一切、夫々歩む道は違っても、行く到達点はただ一つである。
この到達の極点は誠である。誠は真事であり、偽り飾らぬ情であり、
人に対して親切にして欺かない誠意である。
「誠は天の道なり、これを誠にするは人の道也」と、
この誠を実行するのが人間の道なのである。

剣道も亦、然り。
互いに抜き合わした剣の中に、天地自然の理法が叶った修練によって
誠の人間を作りあげる道であると省みる時、巽会長の名ずけた「やまびこ会館」を
つくづく深遠にして思慮の深い名称であることを思い知らされた。
私共の剣道の修業も大宇宙の真理を包含した自然に帰るべくあくなき精進を続けたい。
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ハイジというパン屋で昼食を買う

2018年06月12日 | 食べ物の話など
昼食は家からおにぎりを持ってくるので、
あまり外食などはしないほうだ。

きょうはおにぎりを持って出るのを忘れた。
食べに行くのも面倒なので2ブロック先のハイジというパン屋に行った。


(大阪府東大阪市川田2-8-18の「ハイジ」7:00~19:00営業、木曜日休み)

ここはいつも列を作るほど繁盛している。
並ぶのが嫌いなので滅多に行かないが、行ったら多めに買い過ぎてしまう。
きょうも昼食用に1個だけ買おうと思って行ったのだが、昼食用に2点、
さらに食パン(パン・ド・ミ)とバケット(メルベーユ)も買ってしまった。総計1080円。


(左が照り焼きチキンピザ230円、右がパングラタン250円)

パングラタンは小ぶりの食パン1斤分にグラタンが詰まっている。
コーヒーとこれだけでお腹がいっぱいになってしまった。
少々食べ過ぎである。3キロ減量はまた遠ざかってしまった。


(中にはパン生地のグラタンが詰まっていてかなりなボリュームがある)

おいしい店が近くにあるというのはある意味不幸だ。
いや贅沢な悩みというべきか。
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第41回 伊勢神宮武芸奉納演武(2018年6月10日)

2018年06月11日 | 剣道・剣術
伊勢神宮内宮にて。
6時に起きて7時にホテルを出発。
コンビニで朝食を買い伊勢神宮まで。
8時に内宮参集殿にて着替えて8時半から神楽殿にて御神楽奉納。
9時に御垣内参拝、戻って9時50分より武芸奉納開始。

長正館からは3組。
雨にも濡れず演武も気迫がこもって良かったと思う。
いつもより、ちょい深めに切りつけたのをわかった相方はさすがだ。


(伊勢神宮内宮宇治橋鳥居前にて集合写真)


(宇治橋を渡るの図)


(神楽殿の待合所でお茶を飲む井上館長)


(代表者演武、演目は高上極意五点)


(心形刀流剣術代表の小林先生のすばらしい演武)


(S氏とY氏の演武、われら次の組は後ろで控えている)


(相方M氏と私、私は本気で突き、相方はそれに応じている)


(上段の霞で仕方が前脇から振り上げて面に打ち掛かるところ)


(演武が終わって記念撮影)


(長正館勢揃い)


(「おまえあの時本気で打ち込んだやろ痛かったやん」と言ってた時の撮影)


(懐に手を入れての撮影)


(着替え終わって帰るところ)


【感想・反省点】

前日飲み過ぎ。相方も私も腹が緩かった。
昨夜はお店のお勧めの「生ガキ」は食わないで良かった。
稽古不足でどうなるかな・・とも少し不安に思っていた。
最初に一ツ勝。
力強く打ち込んだら相方も思いっきり打ってくた。受けた腕が痛い。
突きは本気で突きに行く。いつものことだ。演武だからと力を緩めることはしない。
失敗したらそれはそれで仕方の無いことだ。
演武場が狭くて後ろが気になっていつもよりも歩幅が小さくなる。
ほんの少しだがいつもと間合いが違うのを時々感じていた。
相方は真剣に打ってくる。
力が入っているので「もしや外れたらどうしよう」と不安だった。
相方には指の骨を折られたことが1回。骨にひびがいったことが数回ある。
相方に言わすと、それはお互い様だと言う。そんなものか。
逆の払いはいつもと足を変えて打ち込んでみた。少し深く。
相方の袖口は切れたがうまく躱してきた。
全体としては良い出来だったと思う。
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演武の前の日は前夜祭(2018年6月9日)

2018年06月10日 | 剣道・剣術
毎年6月の第2週は伊勢神宮での演武がある。
前日は稽古を休んで昼過ぎから車を走らせ伊勢に入る。
定宿は伊勢シティホテル。シングルで7500円。
18時予約で近くの「伊勢庄や松阪駅前店」に入る。今年は4人。

相方とはこの数ヶ月、タイミングが悪く行き違いばかりでほとんど稽古していない。

相方との演武稽古をしていないのに
5月の京都の武徳殿での演武や6月の伊勢神宮の演武に出てしまう。
これは館長もお怒りのようで先週もお小言をいただいた。

お小言をいただいたけれど、タイミングが合わないものは仕方が無い。
演武の前日はともかく楽しく語らい酒を飲む。
お酒は控えめにしようと思ったが結局泥酔してしまった。

演武の話は明日書きます。


(伊勢庄や松阪駅前店で、3時間強、旨い酒と料理を楽しんで語り合った)
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ぶら下げるタイプの時計の向き

2018年06月09日 | つれづれ
新聞の広告でフックウォッチというものがあった。
ぶら下げるタイプの時計である。
カバンなどにぶら下げて使う。
なかなか良いものだと思う。



勤め人だったころ、腕時計がイヤだった。
汗かきなので、時計のバンドが臭くなってくるのだ。

で、新聞の広告のようなものを買って腰のベルトにぶら下げたのだ。

しかし使って見たら実に不便だ。
時計を見ようとうつむいて時計を持ち上げると上下が逆なのだ。
見づらいので結局使うのを辞めてしまった。
バイクのタンクバックに取り付けたのだがいつもまにか無くなってしまった。

で、結局は、普通の時計をぶら下げて使っていた。
上下が逆の物も売っていていいんじゃないかな?
・・・と思った次第。


(このように腰にぶら下げていた)


(持ち上げたら正しい上下となる)

ま、なんということも無い記事である。

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きょう(6月9日)は午前の稽古を休んで仕事。
午後から伊勢まで行って酒を飲む予定。で夜の稽古も休み。

明日は伊勢神宮で演武。
毎年恒例の神宮武芸奉納である。
まったく相方と合わせてないのだが大丈夫かなあ。
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面打ちに徹した稽古(木曜会、2018年6月7日)

2018年06月08日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年20回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター。20名ぐらい。
気温はさほど高くは無いが湿度が高く蒸し暑い。
面を着けたら汗が流れ出て止まらない。

稽古内容は、さまざまな面打ち。
自分の打ち間の確認。体軸がブレないように。


師匠の指導、お話の要点のみ記す。

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構えが出来ていなければ技も出ない。
体(たい)あるところに用(ゆう)あり。
ゴルフでも少し足が開いているだけで真っ直ぐ飛ばない。
正しい構えがあってこそ正しい打ちが出る。

構えは面を打ったそのままの形を臍の前に持ってくる。
そこから左足に体重を掛けてノーモーションで面を打てば立派な面になる。

ねじれたまま構えてねじれたまま打てば真っ直ぐな打ちになる。
真っ直ぐ構えようとすればするほど構えが苦しくなり、
楽になろうとして無意識に撞木になってしまう。

左手親指の付け根を臍の前にし、剣先を相手の晴れ正眼か青正眼に構える。
「それって斜めに構えてるのと違うの?」ぐらいになるのが正しい。

晴れ正眼(真ん中)に付け中心を取ろうとすればするほど、
相手は圧迫感(威圧、プレッシャー)が生じて逆に打たせてくれない。
お互いが構えた時の竹刀の接点が中心であれば良い。
間合いに入るときはそのままの形で入れば自然と(相手の中心は)割れる。
攻めた、打った、ではなく「攻め打ち」になるように。

懐(ふところ)を大きくして構えるコツは、
左拳を少し引き気味(自分の胴に近づける)に構えると自然に出来る。
胸は鳩胸になるようにすればアゴが引けて腰が入った構えになる。
何より左足は真っ直ぐ構えるように心がけること。

間境は一足一刀の間である。
間境のところでの間積り。自分から攻め入る仕掛け作り。
間境から、相手にわからないように間の内に右足だけ差し入れる。
間の内に足は差し入れるが上体は間の外になる。相手は違和感を感じる。

入るときは寸田と丹田が傾かないように。
乗り身の気持ちで。丈比べの気持ちで。
自分の体制が崩れない入り方と確実に打てる間を見つける。


(まずは面を着けないで構えの説明から)


(しっかりとした構えが出来てるからしっかりした技も出る)

【感想・反省点】

3人組での稽古だが、七段での3人組だったので内容は濃かった。
自分の打ち間は近過ぎる。師匠を真似て少し遠くから打つと体軸がブレてうまく打てない。
足を出さず右膝で攻める(右膝を抜いて左足に力が入る)打ちは大変参考になった。

7日は全部が面打ちの稽古だった。
元立ちが打てる時に打とうとし、そこを掛かり手が面を打っていく稽古も良かった。
たまにうまく打てる時がある。しかし100点にはほど遠い。
最後の相面勝負もまだまだ課題だらけである。

こういう稽古は本当に有意義である。他では出来ない。
またぜひやって欲しいものである。
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長正館定例剣道稽古(矢田中学校、6月6日)

2018年06月07日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。
館長、私、K芦五段、K部五段、K川四段、弟子初段、K林君。

時間前に剣道形。
K芦五段と弟子、K部五段と弟子で五本まで裏表。

相手が変わると調子も狂うのか何回かやり直しがあった。
K芦五段は、1本目の仕太刀で上段から足を戻すのに左足から戻したので注意。
あとは4本目の切り結んだ高さが高過ぎるので注意。(これは先週も言ったのだが)

K部五段は久々の剣道形だったようで全体的にぎこちない。
「五段になったらいつでも指導出来るようにしとかんと格好悪いですよ」と忠告。

形は上手な者とばかりやっていても駄目である。
時々下手(と言っては五段に失礼だが)とやっても動じないで打てるように。

見学1名あり。転勤で大阪に戻ってきたらしい。二段をお持ちだとか。
気楽な稽古会であると同時にレベルに応じて丁寧にお教えしますと言っておいた。

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指導のF六段がお休みなので、
切返し、基本稽古、相面勝負のあと地稽古。
気温は高くないのだが雨のせいか蒸し暑い。


(K芦五段と弟子の剣道形稽古)


(基本稽古風景)


(K川四段は打つ前に左足が右足を追い越して前傾するクセがある)


(しかしながら打ちは強い、惜しいことに打ったあとに気が抜けることがある)

稽古後に、このK川四段からクレームがあった。
「稽古なる人生で、何回も五段を落ちてると書いてありましたが、まだ1回しか受けてません」
平にご容赦。実力はあるので稽古不足でもぜひ7月の審査を目指して欲しい。


(井上館長と弟子の地稽古)


(地稽古のあとは時間があったので相面勝負の回り稽古)


(蹲踞から立ち上がって間合いを詰めての相面勝負3本の稽古)


(段位に関係なく、少しでも準備が遅れたり躊躇すると面を打たれる)

この相面勝負3本の稽古は師匠から教わった稽古法で長正館でも取り入れている。
立ち合いの間合いで蹲踞し、立ち上がってしっかり構えて声を出す。
触刃から交刃、そこから自分の間合いに入って躊躇なく打ち込む。
誤魔化しの効かない真剣勝負の相面の稽古である。

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【感想・反省点】

やはり持続しない。弟子に体力負けする。
こちらが準備する前に弟子は飛び込んでくる。
こちらのほうが身長があり、リーチの差で何とか誤魔化しているが、
そのうちそれも通用しなくなる日も来るのだろうな、と思ってしまった。

少し酒を控えなければ。目標は3キロ減だ。
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たまにはゆっくりしたい時もある(2018年6月5日)

2018年06月06日 | つれづれ

(左は福島の「写楽、純米吟醸、純愛仕込一回火入れ」右は宮城の「乾坤一、超辛口、純米吟醸生詰原酒」)

日本酒の種類が豊富な居酒屋を見つけ、
色々な種類のお酒を飲んでみた。

東北は青森、秋田、岩手、福島、宮城、
新潟、長野と下ってきて京都、奈良、大阪、兵庫。

もうここまで来ると味の違いはわからない。
愛媛、広島、福岡と続いて時間一杯、お腹も一杯。

友と語らい色々なお酒を一杯ずつ転がしていく。
自分のペースでゆっくりゆっくり酒を楽しむ。

たまにはゆっくりしたい時もある。
何も考えたくない時もある。
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今朝の猫、竹刀の先革交換(2018年6月5日)

2018年06月05日 | つれづれ
4日はトラブルのため稽古には行かなかった。
自分がミスをしたためである。
送り状の発行ミス。最終チェックが甘かった。

で、何もないので猫の写真。
出かける時に見送ってくれた月ちゃんの写真。
うちの居間は猫部屋である。猫アレルギーの人は入れない。


(DSC-WX350、f/3.5、1/100秒、ISO-80、焦点距離4mm)

焦点距離4mmというのは不思議だ。
データだから仕方が無い。


(NEX-C3、f/4.5、1/250秒、ISO-200、焦点距離16mm)

いま出荷が終わって竹刀点検。明日の稽古のため。
先革が破けていた。これは危ない。
経験上、このような毛羽立った先革は弱い。

交換は簡単だが、結びは「もやい結び」であること。
普通に丸結びにすると緩んできて危険である。


(ほとんど突きはしないので、胸突きで制した時に痛んだと思われる)
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王寺と香芝をポタリング(2018年6月3日)

2018年06月04日 | バイク・クルマ
日曜日だが仕事。バイク(ヤマハ、バンバン200)で行くことにする。
真っ直ぐ行くのもイヤなんで寄り道することにした。

富雄を抜け生駒から国道168号を南下。
平群、斑鳩を抜け王寺まで。
王寺で前から気になっていた近鉄の王寺駅と新王寺駅を見に行く。

気になっていたわけは、
生駒から西田原本までが途中の王寺で分断されていること。
王寺駅と新王寺駅間を150mほども接続すれば生駒から西田原本まで直通となる。


(近鉄王寺駅と新王寺駅は150mほどしか離れていない)


(近鉄生駒線、王寺駅改札)


(近鉄田原本線、新王寺駅改札、2つの改札は150m離れて向かい合っている)

行ってみてわかった。
近鉄生駒線は、近鉄奈良線の生駒駅に向かう客と、JR関西本線王寺駅に向かう客用の線なのだ。
片や近鉄田原本線は、近鉄橿原線田原本駅に向かう客と、JR王寺駅に向かう客用の線である。
おそらく田原本線のメインはJR王寺駅に向かう客だろう。

一本化しても、生駒-西田原本間を利用する客は極端に少ないと考えられる。
それに一本化するには王寺駅で高架か地下化するしかなく、大工事になるわけだ。
時刻表を見ても、この本数では採算など取れないだろう。


(王寺駅と、新王寺駅のローカルな時刻表)

元々2つの線は異なる歴史を持つ。
近鉄生駒線は、1922年に、信貴山朝護孫子寺への参詣鉄道としての信貴生駒電気鉄道、
近鉄田原本線は、1918年、新王寺 - 田原本(後の西田原本駅)間で営業を開始した。
昔は大和川の水運で栄えていた田原本の利便性で作られたらしい。

納得が行ったのでさらに南下して香芝まで。

香芝には目的があった。
先週、高校の同級生のH氏がおいしいという記事を書いていたお店。
洋食屋ヒラタで昼食をとるという目的だ。

洋食屋ヒラタ
奈良県香芝市穴虫2791-4

少し迷ったがすぐに見つかった。
どうせならと一番高い、ビーフカツレツランチにした。
ビーフカツなんて何年ぶりだろう。満足満足。


(洋食屋ヒラタ、小さな店だが駐車場は広い)


(ビーフカツレツランチ1500円、トレイは一見、学食みたいだが味は一流だ)

165号で柏原を超え、170号線で北上。事務所に着いたのは14時だった。
帰宅は21時を超えた。昼間と違って肌寒い。163号で奈良まで。
ジャンパー1枚足しただけでは寒かった。
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長正館一刀流定例稽古と宝剣会(2018年6月2日)

2018年06月03日 | 剣道・剣術
17時から一刀流定例稽古。
東住吉区中野中学校格技場。
初心者用の木刀販売。鍔を付けて5000円也。
木刀を持ってこれなかった者2人に木刀を貸す。返却はK芦先輩まで。
相方来ず。来週は伊勢神宮奉納演武なのに。
館長不機嫌なるも是非も無し。そんなん知らんがな。
7月21日の大阪府剣道優勝大会の件。これもとばっちり。忖度し切れず。

稽古は横から見て指導するだけ。
指を痛めて見学のK藤さんとしばし雑談。
剣術における打方の打つべき機会、仕方の応じ方について。
彼の考え方を聞くが、いまいち納得がいかない。
剣術稽古の難しいところだ。

夜は宝剣会で剣道稽古。
稽古に入る前から足の筋肉が弱っているのを感じる。大丈夫か?
ともかく中心を取る。自分から一歩入る。どこまでどうやって入るか。
滅多に機会が無いが、打てると思ったら一気に面に飛んだ。
いつもの事だが石丸先生には返し技を何本も打たれてしまった。


(東住吉区中野中学校での一刀流の稽古)

8月26日の南伊勢の愛洲移香斎剣祖祭の申込に添付する写真を探す。
水曜日に館長に選んでもらうことにする。


(2017年4月16日、石清水八幡宮)


(2017年4月16日、石清水八幡宮)


(2018年5月2日京都武徳殿)


(2018年5月2日京都武徳殿)


【感想・反省点】

近間の攻防が多い稽古場だが、なるべく崩れないように心がけた。
A山七段からは「手首を使って打ちの冴えをもっと出すように」、
石丸先生からは「手だけでなく、もっと腰と足で打つように」とアドバイスされた。
稽古前に感じた筋肉疲労の違和感は稽古が始まると吹き飛んでしまった。
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渋滞を乗り越えて(なんば養正会、2018年6月1日)

2018年06月02日 | 剣道・剣術
なんば養正会の一般の稽古は19時からである。
仕事は18時に終わるので、それから行っても、
基本稽古、回り稽古が終わるのが19時半だから少し余裕はある。

ところが昨日は18時前に出荷ミスが判明。
ドタバタと何とか処理をして18時半に出発。
中野と長田間で故障車有りで大渋滞。あ々。

到着したのが19時半。
けっきょく稽古は30分ほどしただけであった。


(手前では子供たち同士で地稽古をしていた)


(小さい子でも精一杯頑張って打ち込む)


(太田師範とT七段)


(T七段に面打ち指導されている、旧長正館のM村二段)


(K藤さんは構えるときに腰が曲がる)
(この写真は指導用に撮ったもので稽古後に本人に指摘した)


【感想・反省点】

ともかく悩みの構えだけをしっかりするよう心がけた。
高段者とはY下六段のみと稽古。
彼は防ぎ打ちのクセがある。相手が動いてから打とうとする。
しかしスピードがあるのでなかなかやっかいな剣道だ。
崩れぬように崩れぬようにと意識するがどうしても崩れる場面が出て来る。
師匠ならこういう場合はどうするのだろう。

またまた悩んでいる。
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霧吹きを注文する

2018年06月01日 | 剣道・剣術
長年使っていた霧吹きが壊れた。
霧を発生する金属部分が取れてしまったのだ。
いつ買ったのかわからないほど昔のシロモノだ。

袴の紐だけ時々アイロンをかける。
かけないと本当の紐になってしまうからだ。
あれはあれで見苦しい。

アイロンはかけないが、シワになった袴に、まんべんなく霧を吹き、
干しながらシワを取るということも、たま~にだがする。



手持ちの100均で買ったスプレーを使うがこれはダメだ。
なかなか出てこないし、霧の粒子が大き過ぎる。
おまけにポタポタ落ちてきて水浸し状態になってしまった。

昨夜の木曜会はお休みなので霧吹きを買いに行った。
昔ながらの霧吹きだ。

まずは100均。無い。ジャパンにも無い。
ホームセンターにはあるはずと思って行ったが無い。
どこにも、あの、昔ながらの霧吹きは売っていなかった。

けっきょくネットで購入。
思っていたよりはるかに高かったがまあ良しとしよう。
レビューを見ると「すぐ壊れた」というのもある。
本日届く予定。少々不安でもある。



(ザ・スプレー ブルー 320cc ¥1,068 送料込み)
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