お疲れ様です。
今日は昨日に引き続き
「沖縄の辺野古問題」です。
今日のニュースにこんな記事がありました。
安倍首相のサンゴ移植発言が波紋 政府、打ち消しに懸命
辺野古問題についてのNHKの番組の一幕です。
司会者の
「沖縄県民の理解をどう得るか」との質問に対して
日本の総理大臣はサンゴの移植について言及しました。
「絶滅危惧種が砂浜に存在していたが、
砂をさらって別の浜に移していくという
環境の負担をなるべく抑える努力もしている」
と述べたそうです。
この言葉の「負担をなるべく抑える努力」
も気になります。
なるべくで、この問題の責任はとれるのか
ということです。
この記事にもあるとおり
沖縄県水産課などの発言によると
「埋め立て予定海域全体では約7万4000群体のサンゴ
に対して、絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体」
を移植したと書かれています。
普通にこれでは、対策されているとは
言えませんね
そして、日本サンゴ礁学会誌
「造礁サンゴ移植の現状と課題」によると
まずは、移植方法は2種類
①「無性生殖を利用する方法」
天然海域からサンゴ断片を採取し、育成後、
移植先に水中ボンド等で固定する
②「有性生殖を利用する方法」
サンゴの卵や幼生を何らかの方法で採取し用する
そして、重要なのは移植後です。
移植先の環境がサンゴに適していない場合は
当然のことながら失敗に終わります。
「サンゴ幼生の自然加入が少ない」
「赤土の流入など陸域影響が少ない」
「高水温になり にくい」などなど、さまざま条件があります。
それだではありません。
漂砂や、死んだ枝状サンゴのレキ等が荒天時に
海底を動いてサンゴを傷つけるなど、その後も問題も
沢山あります。
今回の問題について
どの程度のことがなされたか
という事も気になりますが
それだけでは、一度失ったものは戻りません。
日本の責任者たちは
どのくらい理解しているのでしょうか?
[字幕]あなたが沖縄辺野古を支援すべき3つの理由byホワイトハウス辺野古署名発起人ロブカジワラ(2018/12/13)3 Reasons Why YOU Should Support Okinawa
ということで、
今日も辺野古問題についてでした。
繰り返しになって申し訳ないです。
あなたは、どのように考えますか?
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