私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

水戸神の孫

2018-10-07 10:56:25 | 日記
 オホクニの為に建てた神殿の膳夫<カシハデ>として天から派遣された神様は水戸神の孫

               "櫛八玉神<クシヤタマノカミ>”

 です。この神様は、早速、オホクニの神殿の前に進まれて「祝詞<ノリト>」を奉上します。
 さて、この「祝詞」とは
     「神職などの奉仕者が祭神に祭祀の意義や目的を奏上する言葉」
 です。
 ということは、櫛八玉神がオホクニの御霊の前で、これから、どのようにお祭しますかという事を神前に報告する神事なのです。それを古事記には

                 "禱白而<ネギモウシテ>”

 と書いております。その神事を行う前にこの神がしたことは
      ①櫛八玉神が鵜になって、海の底に潜って、泥土を銜えて浮かび上がります。
      ②天八十毘良迦<アメノヤソヒラカ>(沢山の平らたいお皿)を作ります。
      ③海藻をとってきて火を切る臼や杵を作ります。
 です。
 これ等のものを準備した上で、祝詞を奉上します。その祝詞の言葉が、又、随分と込み入っておりますので、それを少しづつ・・・・