猿田毘古神が、このウズメの、誠に、艶やかな人を悩殺するような姿を見て、どのように思ったのかは、古事記には何も書いてはいませんが、多分、これは高木神の、この摩訶不思議な対難交渉の相手に対する対処の方法についての入れ知恵(思惑?)だったのではないかと思うのですが、彼「猿田毘古神」は、そのような格好に惑わされることなく、判然と、言い切ります。
“聞天神御子天降坐故<アマツカミノ ミコ アモリマスト キキツルユエニ>”
と。
自分は天神の御子が、此の度、天降ると聞いて、此の地、即ち、“天之八衢”で
“仕奉御前而。参向之侍<ミサキニ ツカエマツラムトシテ マイムカヘ サモラフトマチシタマヒキ>
「丁重にお迎えしてお仕えしようとようと思って待っていたのです。」
と、誠に愛想よく答えたのです。
そんなことが初めから分かっていたのなら、敢て、ウズメをあのような淫らな格好までさせて、交渉させに行かなくてもよかったのではと思い、あの高木神ですら、此のような先見の明の無さがあるのだと言う事が分かり、神の世界でも人間社会と同じようなことが起こるのだなあと、日本の神代の昔により近親感を持ちながら読んでおります。
さて、このような無味乾燥な話などには、ご興味のないお方が多いとは思うのですが、敢て、書いておりますから、無視してくださいね???
“聞天神御子天降坐故<アマツカミノ ミコ アモリマスト キキツルユエニ>”
と。
自分は天神の御子が、此の度、天降ると聞いて、此の地、即ち、“天之八衢”で
“仕奉御前而。参向之侍<ミサキニ ツカエマツラムトシテ マイムカヘ サモラフトマチシタマヒキ>
「丁重にお迎えしてお仕えしようとようと思って待っていたのです。」
と、誠に愛想よく答えたのです。
そんなことが初めから分かっていたのなら、敢て、ウズメをあのような淫らな格好までさせて、交渉させに行かなくてもよかったのではと思い、あの高木神ですら、此のような先見の明の無さがあるのだと言う事が分かり、神の世界でも人間社会と同じようなことが起こるのだなあと、日本の神代の昔により近親感を持ちながら読んでおります。
さて、このような無味乾燥な話などには、ご興味のないお方が多いとは思うのですが、敢て、書いておりますから、無視してくださいね???