「所燧火<キレルヒ>」とありますが、これは櫛八玉神が海から得た“天八十毘良迦“などで熾した水穂中国にある最も神聖な火なのです。その火を燃やします。すると、その立ち上る煙が高天原に坐します、「神産巣日神<カミムスビノカミ>の
“登陀流天之新巣<トダル アマノ ニヒス>
まで届きます。
<トダル>とは「富足」で、大変満ち足りた立派なことを言い表す言葉で、<ニヒス>とは新しく出来たばかりの御厨(みくりや)にある「煙り出し」の窓のことです。
(吉備津神社の御釜殿の煙り出しと神官の祝詞奏上)
この新しい煙り出しに、水穂国からから上っていた煙の“凝烟<スス>”が溜まって
”八拳垂摩弖焼挙<ヤツカタルマデ タキアゲ>”
「八握りほどまで長く垂れ下がるまで、火をたいて煙を天に送り届けます。」
と、櫛八玉神は高らかに神殿の前で「祝詞」を奏上します。
“登陀流天之新巣<トダル アマノ ニヒス>
まで届きます。
<トダル>とは「富足」で、大変満ち足りた立派なことを言い表す言葉で、<ニヒス>とは新しく出来たばかりの御厨(みくりや)にある「煙り出し」の窓のことです。
(吉備津神社の御釜殿の煙り出しと神官の祝詞奏上)
この新しい煙り出しに、水穂国からから上っていた煙の“凝烟<スス>”が溜まって
”八拳垂摩弖焼挙<ヤツカタルマデ タキアゲ>”
「八握りほどまで長く垂れ下がるまで、火をたいて煙を天に送り届けます。」
と、櫛八玉神は高らかに神殿の前で「祝詞」を奏上します。