応神天皇の天津日継<アマツヒツギノミコ>は大山守命・大雀命ではなく、近淡海で出会った麗美嬢子<カホヨキオトメ>「矢河枝比売」との間の子
“宇遅能和紀郎子<ウジノワキイラツコ>”
ですが、話題に上るのは、先の髪長比売の場合も、次の刀の場面も、いずれも、大雀命です。応神天皇の先触れの如くにです。ここにも、突如としてまたもや、歌が飛び出してきます。それはなぜだかわからないのですが、吉野の人たちが応神の持っている御刀<ミタチ>について歌っているのです。
「大雀命のお持ちの御刀<ミタチ>は、御子がお歩きになる度に、葉を落としてしまった冬木が空に舞い立っているように先までまでそそり立っていて揺れ、さやさやとあたかも音を立てているようだ」
と。
“宇遅能和紀郎子<ウジノワキイラツコ>”
ですが、話題に上るのは、先の髪長比売の場合も、次の刀の場面も、いずれも、大雀命です。応神天皇の先触れの如くにです。ここにも、突如としてまたもや、歌が飛び出してきます。それはなぜだかわからないのですが、吉野の人たちが応神の持っている御刀<ミタチ>について歌っているのです。
「大雀命のお持ちの御刀<ミタチ>は、御子がお歩きになる度に、葉を落としてしまった冬木が空に舞い立っているように先までまでそそり立っていて揺れ、さやさやとあたかも音を立てているようだ」
と。