太安万侶は天武の仁政について、当時の世界最先端の国「中国」の陰陽五行説に照らして当時行われていた天皇政治の素晴らしさを称えています重ね加えて説明しています。それが
“重加智海瀚探上古。心鏡煒煌。明覩先代”
と書かれています。その意味は
「その上、天武天皇はその深い海のような智慧で以て上代に歴史についても探り求めて、その御心は鏡のようには明るく、先代についてもどこまでも明らかに見通せた。」
と。
このように海のような深い叡智ある天皇が仰せられます。“於是天皇詔之”です。
“朕聞諸家之所賷。帝紀及本辞。既違正実。多加虚偽”
「今迄に我が国に言い伝えられている「帝紀」や「本辞」の歴史書を見るとに、歴史的に見ても明らかに誤った正しくないことや、嘘偽りの歴史が沢山に付け加えられています。」
と。
“重加智海瀚探上古。心鏡煒煌。明覩先代”
と書かれています。その意味は
「その上、天武天皇はその深い海のような智慧で以て上代に歴史についても探り求めて、その御心は鏡のようには明るく、先代についてもどこまでも明らかに見通せた。」
と。
このように海のような深い叡智ある天皇が仰せられます。“於是天皇詔之”です。
“朕聞諸家之所賷。帝紀及本辞。既違正実。多加虚偽”
「今迄に我が国に言い伝えられている「帝紀」や「本辞」の歴史書を見るとに、歴史的に見ても明らかに誤った正しくないことや、嘘偽りの歴史が沢山に付け加えられています。」
と。