私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

余りの難解さ故に・・

2021-01-22 10:30:44 | 日記
 余りにも難解過ぎて私の能力を越しており、また、読んでくださる人もあまりいないので、「これ以降は止そうかな?」とおもったのですが、毎日為すこともないぼけ老人ですから、もう少しの間、読み進めてもいいのではと思い直して、続けてまいります。
 さて、そんなことで今日も、また・・・

    “御紫宸而徳被馬蹄之所極、坐玄扈而化照船頭之所逮”

 ですが、奈良の都の時代にです。それも、日本の歴史書にこんな小難しい言葉をどうして使用したのかなと、あまりの難解さに愚痴さえ出そうな文章の続出ですよね!!!!これをどう読み下せば???   先ずはそれから取り掛かります。
 
 「紫宸(ししん)を御して徳は馬蹄の極まる所に被(およ)び、玄扈(げんこ)に坐(いま)して化は船頭(ふながしら)に逮(およ)ぶ所を照らしませり。」 
 これとても、先人の助けを借りて漸くにです。さて、その解釈は、「紫宸」「玄扈」は天皇も御處です。

「天皇のお住まいから発したその徳は馬蹄は行きつく所まで無限に行き広がり、御所に居ながらにして、船が行き着く所にまで、国の隅から隅までに行き渡っている。」

 という意味ぐらいになるのではないでしょうか???これだけではすみません、元明天皇のこのような政治をさらに称えて

    ”日浮重暉、雲散非烟”
 「太陽が常に空に浮かび輝きを重ねて、雲は散り果て、空一杯に瑞雲が満ち溢れています。」
 と。

 「まあ、よくもこれまでに???」と思われるような度々の「太安万侶」のとこまでも続く天皇の治に対する度を越したる超忖度だといっても言い過ぎではないと思いますが????????????????? 
 
 これに比べると例の安倍さんにした役人たちの忖度は多寡が知れていますよね!!!!!