又、小難しい漢語が並んでいます。
“斯乃邦家之経緯、王化之鴻基焉、故惟撰録帝紀、討覈旧辞、削偽定実、欲流後葉”
です。何と小難しい漢字が、こうも、次から次へと並ぶもんだと、驚くやら感心するやらです。まず、「経緯」「鴻基」「討覈」「後葉」とは何ぞや???です。そこで、又、また、マタ・・・宣長です。
なず、経緯ですが、「織<ハタ>の経緯<タテヌの糸にたとえた。」、鴻は「大なり」、討覈<トウカク>は、「深く実を尋ねて考へ究めること」、後葉は、「後世」なり」と。
要するに、太古の昔から日本に伝わっている「帝紀」や「旧辞」に書かれていることが真実であるかどうかを調べ、偽りの部分を削って、後世に伝えようとお考えになられた。最後にある「欲流後葉」を
<コウヨウニ ツタエントホッス ト ノタマフ>
と読んでいます。
“斯乃邦家之経緯、王化之鴻基焉、故惟撰録帝紀、討覈旧辞、削偽定実、欲流後葉”
です。何と小難しい漢字が、こうも、次から次へと並ぶもんだと、驚くやら感心するやらです。まず、「経緯」「鴻基」「討覈」「後葉」とは何ぞや???です。そこで、又、また、マタ・・・宣長です。
なず、経緯ですが、「織<ハタ>の経緯<タテヌの糸にたとえた。」、鴻は「大なり」、討覈<トウカク>は、「深く実を尋ねて考へ究めること」、後葉は、「後世」なり」と。
要するに、太古の昔から日本に伝わっている「帝紀」や「旧辞」に書かれていることが真実であるかどうかを調べ、偽りの部分を削って、後世に伝えようとお考えになられた。最後にある「欲流後葉」を
<コウヨウニ ツタエントホッス ト ノタマフ>
と読んでいます。