" “伏惟皇帝陛下、得一光宅、通三帝育”
如何に読むのでしょうか、又、その意味するところは何か、これもさっぱり雲を掴むような言葉です。
宣長によると、
「得一光宅」とは、老子にある「王侯は一を得て以って天下の貞と為る」から取られた言葉で、「光宅」とはて天下を家とする、即ち、帝位について徳を天下に広められ、「三に通じる」宇宙も根源である天地人の徳を身に付けられ、民を化育されて、世の中が大変安定して平和になった、という意味だと説明しています。
これも、又、先の天皇である天武と同様に、時の天皇である元明天皇に対する忖度した文ですが、この文を宣長は、
“これより又例の漢語<カラコトバ>どもを多く引出て賛申せり”
と、少々大げさに、太安万侶のこの言葉に対して、やや批判的に、そこまで、わざわざ中国の言葉を持ってきて言及しないのでもいいのではないかと、と書き足しております。
この言葉を素直に読まれて、皆さんはどう思われますか???ご意見があればとも・・・・
如何に読むのでしょうか、又、その意味するところは何か、これもさっぱり雲を掴むような言葉です。
宣長によると、
「得一光宅」とは、老子にある「王侯は一を得て以って天下の貞と為る」から取られた言葉で、「光宅」とはて天下を家とする、即ち、帝位について徳を天下に広められ、「三に通じる」宇宙も根源である天地人の徳を身に付けられ、民を化育されて、世の中が大変安定して平和になった、という意味だと説明しています。
これも、又、先の天皇である天武と同様に、時の天皇である元明天皇に対する忖度した文ですが、この文を宣長は、
“これより又例の漢語<カラコトバ>どもを多く引出て賛申せり”
と、少々大げさに、太安万侶のこの言葉に対して、やや批判的に、そこまで、わざわざ中国の言葉を持ってきて言及しないのでもいいのではないかと、と書き足しております。
この言葉を素直に読まれて、皆さんはどう思われますか???ご意見があればとも・・・・