君はいったい誰なんだ。いつも隣にいる君の顔が見えない。
毎日見る夢をただひたすら嘆いていた。子供の頃に出会った人なのか。近所の人なのか。理想の人なのか。毎日決まって同じ夢を見る。
その夢は、遊園地で楽しそうに二人で遊んでいる。
彼女の顔は見えない。いつも覗こうとするとそこで目が覚めてしまうのだ。
だから、彼女の顔を見ないように心がける。彼女との一時の時間を楽しみたいからだ。
コーヒーカップに乗ったり、ジェットコースターに乗ったりした。
最後は観覧車に乗った。二人っきりの密室なのに彼女の顔は相変わらずボンヤリとしていた。
観覧車のてっぺんの合図がガタンといった。合図と同時に彼女にキスをした。彼女の顔が見えそうだという所で目が覚めた。
「またかよ。」いつもいい所で目が覚めるのに腹がたったノリユキは、大学に行くための準備にとりかかった。
準備をして戸締りをして、アパートの部屋を出た。
大学に向かっていくと、女の子が自転車を降りてうずくまっていた。
ノリユキはどうしたのかと立ち止まってみていると、女の子が話しかけてきた。
「ちょっと。パンクしちゃって。」女の子は、困ったような顔をして、タイヤを触っていた。
「見せてみて。自転車屋が近くにあるから持って行こう。」ノリユキは、てきぱきと自転車を押して近くの自転車屋へと行った。
「ありがとうございます。」自転車屋の前で彼女が照れて言った。
「別にいいよ。困った時はお互い様だから。」ノリユキは苦笑いを浮かべた。
「連絡先を教えてもらっていいですか。」
「別にいいけど。そこまでしなくてもいいよ。」
「お礼がしたいんです。教えてください。」
「そこまで言うのなら。」大学のノートを取り出して自分の携帯番号を書いて、ちぎって渡した。
「ありがとうございます。連絡しますね。」彼女はかわいい顔で笑っていた。
それから、何日かたった後、彼女がお菓子を持って尋ねてきた。
ノリユキが不器用に挨拶をすると彼女はいつもの笑顔で笑った。
何度か家に遊びに来て、ノリユキは彼女の事が好きになっていった。アパートで一人暮らしという事もあったからだろうか。
きっかけはどうであれ、やがて彼女と付き合うようになった。
そんなある日、デートをする事になって、遊園地へと行った。
夜の遊園地は、メリーゴーランドや観覧車など、何でも神秘的に光輝いていた。まるで夢の国にいるようだった。
このまま時間が止まればいいと思った。
彼女は、可愛らしい格好をしていた。遊園地の妖精みたいな感じだった。彼女とジェットコースターに乗ったり、コーヒーカップに乗ったりした。
最後のクライマックスは観覧車に乗った。
「わーきれい。」彼女は立って遊園地全体の夜景を見ていた。指を指してあそこ行った所だよねと言った。
一時すると、てっぺんの合図がガタンとなった。
観覧車が少し揺れて、彼女が倒れて、おおいかぶさって来た。
ノリユキは勢いでキスをしようとすると思わず顔がにやけていた。今朝見た夢と同じシュチュエーションだったからだ。
「どうしたの?」
「いや。夢にまで見た光景だったから。」
「素敵。」二人は、確かめ合うようにキスをした。観覧車全体が夢の国へ導くように淡く光輝いていた。
ノリユキが乗っている観覧車が地上に下りたが、もう一周しようと彼女に言って、抱き合ったまま一周ぶんを楽しんだ。
その時、従業員がチラッと見て「ごゆっくり」と言った。
観覧車がゆっくりと上るにつれて、彼女の顔がだんだんとぼやけて見えなくなっていった。
別に夢でも幻でもいい。頼むからこのまま彼女といさせてくれと呟いた。
毎日見る夢をただひたすら嘆いていた。子供の頃に出会った人なのか。近所の人なのか。理想の人なのか。毎日決まって同じ夢を見る。
その夢は、遊園地で楽しそうに二人で遊んでいる。
彼女の顔は見えない。いつも覗こうとするとそこで目が覚めてしまうのだ。
だから、彼女の顔を見ないように心がける。彼女との一時の時間を楽しみたいからだ。
コーヒーカップに乗ったり、ジェットコースターに乗ったりした。
最後は観覧車に乗った。二人っきりの密室なのに彼女の顔は相変わらずボンヤリとしていた。
観覧車のてっぺんの合図がガタンといった。合図と同時に彼女にキスをした。彼女の顔が見えそうだという所で目が覚めた。
「またかよ。」いつもいい所で目が覚めるのに腹がたったノリユキは、大学に行くための準備にとりかかった。
準備をして戸締りをして、アパートの部屋を出た。
大学に向かっていくと、女の子が自転車を降りてうずくまっていた。
ノリユキはどうしたのかと立ち止まってみていると、女の子が話しかけてきた。
「ちょっと。パンクしちゃって。」女の子は、困ったような顔をして、タイヤを触っていた。
「見せてみて。自転車屋が近くにあるから持って行こう。」ノリユキは、てきぱきと自転車を押して近くの自転車屋へと行った。
「ありがとうございます。」自転車屋の前で彼女が照れて言った。
「別にいいよ。困った時はお互い様だから。」ノリユキは苦笑いを浮かべた。
「連絡先を教えてもらっていいですか。」
「別にいいけど。そこまでしなくてもいいよ。」
「お礼がしたいんです。教えてください。」
「そこまで言うのなら。」大学のノートを取り出して自分の携帯番号を書いて、ちぎって渡した。
「ありがとうございます。連絡しますね。」彼女はかわいい顔で笑っていた。
それから、何日かたった後、彼女がお菓子を持って尋ねてきた。
ノリユキが不器用に挨拶をすると彼女はいつもの笑顔で笑った。
何度か家に遊びに来て、ノリユキは彼女の事が好きになっていった。アパートで一人暮らしという事もあったからだろうか。
きっかけはどうであれ、やがて彼女と付き合うようになった。
そんなある日、デートをする事になって、遊園地へと行った。
夜の遊園地は、メリーゴーランドや観覧車など、何でも神秘的に光輝いていた。まるで夢の国にいるようだった。
このまま時間が止まればいいと思った。
彼女は、可愛らしい格好をしていた。遊園地の妖精みたいな感じだった。彼女とジェットコースターに乗ったり、コーヒーカップに乗ったりした。
最後のクライマックスは観覧車に乗った。
「わーきれい。」彼女は立って遊園地全体の夜景を見ていた。指を指してあそこ行った所だよねと言った。
一時すると、てっぺんの合図がガタンとなった。
観覧車が少し揺れて、彼女が倒れて、おおいかぶさって来た。
ノリユキは勢いでキスをしようとすると思わず顔がにやけていた。今朝見た夢と同じシュチュエーションだったからだ。
「どうしたの?」
「いや。夢にまで見た光景だったから。」
「素敵。」二人は、確かめ合うようにキスをした。観覧車全体が夢の国へ導くように淡く光輝いていた。
ノリユキが乗っている観覧車が地上に下りたが、もう一周しようと彼女に言って、抱き合ったまま一周ぶんを楽しんだ。
その時、従業員がチラッと見て「ごゆっくり」と言った。
観覧車がゆっくりと上るにつれて、彼女の顔がだんだんとぼやけて見えなくなっていった。
別に夢でも幻でもいい。頼むからこのまま彼女といさせてくれと呟いた。
>もう一周すると彼女の顔がだんだん見えなくなっていった。
なんでー??これも夢だったのーーー?
そんなあぁぁぁ!!!!!
いい加減、叶えてやってくださいよおぉ、キーボーさん!
もう、いい加減、悲しい恋のお話には・・・・・
わたしもう、こりごりなのですぅぅぅ・・・・・
だけど、今は悲しくてせつない物語しか思い浮かびそうにありません。
何でだろう。きっとクリスマスが近づいてきているからに違いない。
独りで過ごすにはせつなすぎますよね。
こうなったら、クリスマスイブに物語を書いてやる。
これからは冬に入りますので、冬にちなんだ物語を書いていきたいと思ってます。
よろしく。
(笑)って、笑っちゃいけないけど、
わたしも同じような立場なもので、
笑って自分を慰めてるのさ。
全国片思いの諸君!!
キーボーさんのお話で
「お一人様」でも、ホットな一夜が過ごせるよ!
期待してまーーーす!!
でもね、どうしようもないくらい、自分の気持ちが止まらないくらい、好きな人が出来ました。
何故?って思うくらい、その人の行動、眼差しが心を打ちます。完璧な片思い。どうにもならない恋い。なんで、こんなにまでも人を好きになってしまったんだろうって思うくらいの後悔。抜けられない、しがらみと自己嫌悪の中に居ます。出会いがもっと早ければとって言葉が
今の私の心に流れています。
好きって一言が言えない、自分の不甲斐なさに....。
ブログ汚してすみませんでした。
多分、出会ったのなら何かしら意味があるはずだと思います。
自分を向上させていく人かもしれませんね。
私も現在片思いの人がいますが、彼氏がいて、夢があって輝いている女性です。
私が告白して、夢が壊れるかもと思ったり、彼氏から怒られたりするかと思うと悲しくなってしまいます。私も色々と悩んでいます。
私も、もう少し早くか遅くかに出会いたかったと思う時があります。
だけど、その出会いは神様がうまく決めたことであって、何事も揺るがない事実なのですから、どうする事も出来ません。
名無しさんも結婚した当初は、旦那さんが好きでたまらなかったと思いますし、子供が出来た時の感動は世の中のどんな災難も乗り越えていける喜びがあったと思います。
そんなすべてを捨てる価値があるなら、自分の好きなようにした方がいいと思います。 男は、最初だけ優しくしますから気をつけて下さい。好きになった人が本当にいい男だとは限りません。
名無しさんが好きで好きでたまらない気持ちもよーく分かります。
人を好きになる事って大切な感情ですので、これからも人を好きになるという気持ちだけは大切にしていってください。
人間これがないと生きていけません。
結婚してなかったら、悩まなくて本当によかったですね。私も「ガンガンせめろ」と一言で片付けられたのに(笑)
本当に本当に恋愛って難しい。
汚しちゃってごめんなさいって、ブログはみんなのブログですので、何でもコメントして下さい。
卑猥な言葉以外だったら大歓迎です。
名無しさんの状況、わたしとよく似ています。
だから、手に取るようにわかります、わかりすぎます!
けなげな名無しさんのお心と、
そして、素晴らしいお返事のキーボーさんの、
お二方の、なんと美しい会話・・・・・!!!!!
わたしにも子どもがいますが、つい最近まで、気が狂うかと思うほど、「恋」に悩んでいました。
しかも、わたしの場合、その人と「会う」ことすらできないのよwww!!!わかるぅぅぅぅ???
本当に、苦しくて、せつなくて、淋しくて・・・・・
どうしようもない日々に、打ちひしがれるばかりでした・・・・・。
そんな想いを抱えながら、わたしもキーボーさんの
このブログを読ませてもらい、コメントを書かせてもらい、
キーボーさんから、あなたがもらったような素晴らしいお話をお聞きすることなどで
その苦しみを紛らわせてきたものです・・・・・。
今は・・・ある意味、「状況の変化」と「時間」の両方が、答えを導いてくれたように思えて・・・
前よりも穏やかに、この「恋」を見られるようになりました。
あなたもそんなふうにしながら
穏やかな心になって行かれること、
心から祈るばかりのわたしです・・・・・。
あなたの気持ちがわかる人が
同じような人がここにふたりはいること・・・・・
そんなことを励みに
ぜひ、前向きに、自分を責めず、歩いてみてほしい、と・・・
「横」で申し訳ないですが
思わせてもらいました。
★キーボーさんの掲示板、こういうとき、使わせて頂いてもいいのでしょうか?
でしたら、名無しさん、そちらで色々お話できそうですよね★
横入りでほんとにごめんなさい!!!
ホントに、聞いてもらって、少し落ち着きました。
今までのその人の事は、何とも思ってなかったのですが、急に気持ちが、走り出しました。
ブレーキが壊れたように。
でも、ずーっと、友達として、接していたのですが
ホントに分からないものです。
お二人の、レス、本当に感謝いたします。
また、ちょくちょく遊びに来ますね。