農学校の私塾が来月開講
その名は「霧島生活学校」
元鹿児島大副学長でアイガモ農法に取り組む萬田正治さんらが4月、鹿児島県霧島市に小規模農家「小農」を育てる私塾「霧島生活農学校」を開講するという記事が報道された。
面白い。興味ある取り組みだ。食糧基地鹿児島を標榜している鹿児島県。農業を支えているのは65歳以上の高齢者。人手不足は勿論、農業の後継者が不足している。
そういう中で、農業は確実に大規模化、企業化されている。
あえて小農育成に挑むこ萬田さんらの「日本の農村集落が守られてきたのは小農の存在があってこそ。農村を元気にする担い手を増やす」という取り組みは、それはそれで注目に値する行動だ。
農学校は、座学に加え、近くの改築民家に寄宿しながら1年間通う授業料月4万円(食費込み)の学生コースや、100平方メートルの田んぼを借りて一年を通じて米作りを体験するコース-などを新設する。食育なども教えるという。
地元農家の労働力不足解消も目指しているということで、今後の取り組みが注目される。
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