エネルギー教育に積極的に取り組む工業高校
高校生の積極的な取り組みが注目されている。
当協会の賛助会員である鹿児島県立加治木工業高校(校長:中村辰夫)は、昨年11月、日本電気協会(東京)主催の第5回コンテストで、「エネルギー教育賞」の最優秀賞(高校・高専の部)を受賞するなど、09年度からエネルギー教育実践校として注目されている。
昨年、創立100周年を迎えた加治木工業高校は、電気エネルギーの活用を中心に「ものづくり」を通してエネルギー活用と省エネルギーへの取り組みにつなげる方法を研究しており、昨年7月、当協会が「連帯による持続可能なエネルギー革命への道」というテーマで開講したSPP講座でも多くの生徒が受講し、その後も、引き続き、このテーマでの活動を続け、生徒自ら 学習教材を製作したり、地元の小・中学校での出前授業を実施するなど、その積極的な取り組みは、地元紙でも何回も取り上げられるなど、大きな期待がされています。
その中でも、エネルギー教育の出前授業などに取り組む機械科7人の生徒代表である下村君と増山君、それに指導教諭の富ヶ原先生が、2月15日~19日のスケジュールで、電気自動車に乗り込み、九州5県を巡る「これからのエネルギーと車社会を考える」キャラバンに出発したという記事には、私はびっくりしました。
電気自動車は、まだまだ課題が多い中で、自分達でそれを検証することで、問題提起や情報発信するとの目的での行動だそうですが、そのチャレンジ精神は、高校生レベルを超え、大学生レベルの行動と言ってもいいのではないでしょうか。
今後も環境と人にやさしいものづくりを目指したエネルギー教育を、継続して進めて戴き、今から環境エネルギー社会を支える人材が、同校から育つことを期待した いと思います。
南日本新聞掲載の記事
かごしま企業家交流協会
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かごしま暮らしネット
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