大崎ものづくり会館オープン
ものづくり12社が地域の振興のためにネットワーク化
先週24日に大隅半島の中心地大崎町に「大崎ものづくり会館」がオープン。同時にこの中に「鹿児島大学大崎活性化センター」が併設されオープンしました。私もこの構想に側面から係わった者の一人として当日は参加をさせて戴きました。
同会館は、大崎町の当協会会員である「日本ハードウェア」(小川益治社長)と「ダイツール技研」(東別府武志会長)が中心になり組織化を図ってきた地元12社で構成する「大崎ものづくりネットワーク振興会」(会長:上中 誠ストーンワークス社長)が、管理運営するものである。
同会館は、元はクリニック施設で大崎町が借り受け、同町の「新たにものづくり拠点施設」及び『鹿児島大学の大崎での活動拠点施設」として整備し、同振興会に管理を委託したものです。
思えば、3年前、鹿児島大学理工学研究科の小原教授を小川社長、東別府会長に引き合わせたことからスタートし、両社の社員教育、共同研究の取り組み、そして、大崎町への働きかけ、その結果、鹿児島大学の「大学と地域とのローカルシンフォニー事業」の実施、そして今回の大崎町への大学の活動拠点施設化と発展してきたものです。
当時、私と小原教授が描いたネットワーク図が原形になり、今回、「企業と企業、人と人、そして地域と大学」が結ばれ、これらの連携・連帯の場として、ものづくり会館がオープンしたことは、当初構想を描いた者の一人として、感慨深いものがありました。
やはり、このオープンにこぎ着けられたのは、地域を良くしたいという東町長、小川社長、東別府会長、小原教授、更には多くの関係者の方々の「強い思い」が結集した結果だと思います。
出来すぎ位に、活動拠点が整備され、大学が進出し、しっかりした企業による管理母体が管理運営を行う、県内初のモデル的な取り組みがスタートしたのではないでしょうか。
今後は、この恵まれた会館で、実質的に地域のためになる活動が行われていくのか、その中身が問われるステージに移って行きます。
ぜひ、今後ますますの進化を期待しております。
会館全景 テープカット
振興会会長挨拶 祝賀会の様子
かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/
かごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/
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