「仕事で成長したい5%の日本人へ」の著者の話です。
今北氏は「成長するか否かは自分次第」と言っている。
先日、ビジネス誌の中の記事で、ふと目に留まったのが、この本の著者の話です。
この本で言う「5%」とは、「限られた5%の日本人だけに向けて書いたものではなく」、「自ら行動を起こしたい、充実感や生きがいを得たいという能動的な思いから、目が輝いている人」のことを指しているそうです。
著者の経験からすると、企業の経営者が集まってもそういう人の比率は5%、学生、女性であっても同じで、社会的な地位や職業、年齢や性別に全く関係ないそうです。
人の成長には、ミツション(挑戦すべき目標)、ビジョン(目標に至る具体的な道筋、パッション(目標や夢に向かって燃やす情熱)、この「MVP]が必要だそうです。このMVPは本当は誰もが持っているはずなのに、途中であきらめてしまう人が多いのだそうです。
それは、「成長願望」と「上昇志向」を混同しているからだそうです。上昇志向はランキング意識に基づくもので、他者との比較で考えがちで、いつか必ず挫折にぶつかる。これに対して成長願望は、自分自身が基軸となり、他人と比べる必要がなく、自分が納得し充実感を持てればいいのだから、何かを始める時に遅すぎると言うことはないそうです。
今北氏は、「成長するもしないも、すべて自分次第、志があれば、必ず自分なりのMVPが見つかるはずです。」と言っている。
この本は、今からでは遅すぎる、何をしたらいいのか分からないという人には、ぜひ読んでもらいたい本ではないでしょうか。
かごしま企業家交流協会
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