桜島が怒ったのか大噴火
鹿児島市街地にドカ灰降らす。
4月9日の午後3時半過ぎ。当協会会議室での「市町村会員の課長会議を開催」し、2時間の熱い意見交換を終えた直後、桜島が爆発。いつもの通り事務所からキノコ雲型の噴火が見えました。
その後、来客があり、会話に夢中になっていたのですが、見るみる内に、降灰で桜島の方角が暗くなり、窓から見える天文館、城山が降灰で完全に隠れて、視界ゼロ、「おおっ!・・夕闇、いや灰闇じゃんか!」と叫びました。
久しく桜島のドカ灰を忘れていました。桜島の力・怖さを思い知らされました。
県庁の消防防災課で災害担当をした昭和52年頃、連日桜島の噴火・降灰が続き、甚大な被害が出た際に、国に火山立法へ桜島降灰対策を盛り込んでもらうために日夜資料づくりに明け暮れた当時の暗い、辛い日々、そしてようやく制度・対策が実現したことを思い出しました。
桜島が噴火し降灰が続くと、鹿児島市は作業車を出し、灰の収集や散水、市民も自宅や車など清掃に追われるなど、ある意味では素早く周辺環境の共同清掃を行う。 これは市内に生活圏の中に活火山を抱える鹿児島独特の共同行動だと思う。
今後の桜島の活動が気になるが、百年に一度の大不況に桜島が怒っているのかもしれない。「元気を出せ、行動せよ」との警告かもしれない。
降灰は、行政・企業・個人、それぞれが力を合わせ、素早く行動を起こし、清掃すると元に返る。桜島の怒り(噴火)も、必ずいつかは収まる。
その意味では、この大不況も「足元をしっかり見据えて、一致団結してこの不況を乗り越えろ」、「大不況も必ず元に返る。」との大声援と受け取りたい。
それにしてもひどいドカ灰でした。
怒って噴火した桜島 灰闇になっていく鹿児島市
かごしま企業家交流協会
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