まいど、日本機関紙出版です。

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ドラマ『【重版出来】』がおもしろい!

2016年04月23日 | 丸ちゃんの私的時間
録画していた『重版出来』というドラマを観ました。
ジュウハンシュッタイと読みます。重版とは初版刷りの本が売切れ、増刷をすること。
版を重ねるということですね。
このドラマでは重版が決まったことを「重版出来」と言っていますが、うちの場合は、実際に本そのものが出来上がってきた時点で出来(しゅったい)と言っています。
まあ、いずれにせよ、この業界の専門用語なので、一般読者には関係ないことですね。
実は出版物は初版部数が売れるだけでは、採算が取れただけで出版社にはほとんどの利益は出ません。
この重版をすることこそが、利益の源泉になっています。
そしてその回数が増えれば増えるほど、つまり、2刷、3刷…と版を重ねるほど出版社の利益は増えていきます。
極端に言えば、本を刷っているというより、まあお金を刷っているようなものです。
最近はあまりないけど、ミリオンセラーなんてまさにそんな感じでしょう。
おっと、話が逸れてしまいました。
ところでこのドラマ、原作は小学館のコミックで、もちろん版元の小学館の全面協力で作られているようです。
第1回目を観ただけですが、同じ業界の話、と言っても規模が1500対1というように余りにも違いすぎますが、面白く観てしまいました。
主役の黒木華のこれまでのイメージを突き破った演技がいいですね。
今後に期待しています。
ではそのうち、重版をめぐってまた書きたいと思います。
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新刊案内~『どうなる介護保険・総合事業』(日下部雅喜/著)

2016年04月23日 | 新刊案内

どうなる介護保険・総合事業
あなたの自治体はどうする? いま、サービスを守るために

日下部雅喜・著 本体:800円

2017年4月から全国の自治体で、介護保険の要支援者サービスを見なおした「介護予防・日常生活支援総合事業」(総合事業)が始まります。

これまで国の法令で基準とサービス内容、報酬単価・利用料が決められていた要支援者のホームヘルプサービス(訪問介護)とデイサービス(通所介護)が、市町村の事業に移行するのです。

そして、その内容は各市町村でバラバラになります。

さらに国は、「要支援1、2」に続き、「要介護1、2」のサービスの自己負担化を検討し始めています。

しかし市町村当局ではこの対応に四苦八苦している状況で、これからいったい介護保険制度がどうなるのか。

そこには不安と問題があふれていて、介護関係者と住民運動はどう対応していけばいいのでしょうか。


 

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