

次の新刊はロシアのウクライナ侵略戦争と日本の今後がテーマです。この戦争によって日本国内で強まってきた核抑止論や核脅迫、そして敵基地攻撃論、さらにはそのための憲法改悪への欲望。それに対抗する憲法9条を基軸にした日本の安全保障をどう作っていくのか、そんなことを考えたいと思います。
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いまだ終着点が見えないロシアのウクライナ侵略戦争。「2022年2月24日」以降の現実に戸惑う私たちに何ができるのか。不安・怒り・悲しみと共に抱くさまざまな疑問を、Q&A方式で解き明かしながら、これからの日本を考える。
【目次紹介】
1 ロシア・ウクライナ戦争の真相は何か
①ロシアの侵略戦争が炙りだしたもの
②3つの視点から考える
2 国際政治の動きから見たロシアのウクライナ侵略
①アメリカの軍事戦略との関連で
②アメリカ対ロシア戦略を探る
3 なぜ、ロシアはウクライに侵攻したのか
①あらためて問う、侵攻の理由
②ロシアの侵略戦争から何を学び取るのか
4 この戦争が改憲に拍車をかけるのか――自衛権の行使を口実に戦争発動を認めるのか
①自衛権の行使を口実に戦争発動を認めるのか
②ロシアの侵略戦争をどうやって止めるのか
5 攻められたどうするか、をめぐって
①無抵抗選択か抗戦選択か
②抗戦主義から好戦主義へ転化しないか
6 拍車かかる自衛隊国軍化への道
①安全保障問題とは何か
②「専守防衛」を放棄している自衛隊
7 こらからの安全保障論議とは
①専制主義対民主主義の対立なのか
②如何に語り継いでいくのか
おわりに
参考文献の紹介
・著者/纐纈厚(こうけつあつし)
・判型・頁数/A5判ソフトカバー・204頁
・定価/本体1400円
・書店発売日/11月16日
・ネット書店で予約受付中/Amazon 楽天ブックスほか