7月に出版した新刊は、テーマとしてはこれまでに扱ったことのないテーマ「医師不足問題」です。この本の舞台は秋田県の鹿角市。高齢化社会で医療を必要とする人たちが増えている一方で、医師が不足している現実は特に地方で深刻です。本書は医師不足に直面した地域が自らの力で問題解決に立ち上がった取り組みを紹介します。
私たちの国・日本では、一般に、「地方」と呼ばれる地域に医師が少ない。秋田県鹿角地域(鹿角市および小坂町)も同様 だ。そこで、住民が立ち上がった。自ら全国に医師を求め、医師不足のメカニズムを解明し、解決方向を提案している。
横山壽一(金沢大学名誉教授)推薦!
「学習に裏打ちされた広い視野と地道な調査で医師不足のメカニズムを解明し、住民が望む医療を提案する鹿角の住民運動。ここには地域医療のあり方と進むべき道が鮮やかに示されている」
・著者 鈴木土身(すずきどみ)鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会
・定価 1540円(税込)
・判型/頁数 A5判ソフトカバー 132頁
・書店発売 8月3日
・ネット書店 Amazonはじめ、各ネット書店で発売中
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