新刊の『ガイドブック 五日市憲法草案 日本国憲法の源流を訪ねる』が出来上がってきました。
最初に著者の鈴木富雄さんに出版を持ちかけてから1年以上かかりました。
振り返れば、この1年あまりの間の憲法をめぐる動きのなんとあわただしかったことかと思います。
昨年の7月の暑い盛りに、東京の中心から電車で2時間近くかかったでしょうか、JR武蔵五日市駅という終点に降り立ち、出版交渉をしたことがつい昨日のように思い出されます。
半日かけて五日市憲法草案ゆかりの場所を案内してもらいました。
今から134年前、この地は武蔵野台地の山村でしたが、新しい時代にむけた若者たちの意欲あふれる学びの中で、この憲法草案が誕生したのです。
そんな歴史に触れることも、今、あらためて日本国憲法の価値を見出すことに繋がるかなと思います。
今日、さっそくこの本を購入したというある団体の方から電話があって、そこの機関紙にこの本の紹介を兼ねて原稿を書いてほしいと嬉しい要請をいただきました。
ということで、本の内容はこちらで御覧ください。