まいど、日本機関紙出版です。

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次の新刊は『犬たちも戦争にいった~戦時下大阪の軍用犬』(森田敏彦/著)です。

2014年05月22日 | 新刊案内

次の新刊は軍用犬をテーマにした本です。

著者の森田先生は以前にも『戦争に征った馬たち~軍馬碑からみた日本の戦争』という本を著されていて、今回はそんな戦争と動物シリーズというか、その第2弾になります。

本書を犬を愛し、平和を希求する人たちへ捧げます!

戦争の犠牲者は人間だけではありませんでした。あの時代、犬は軍需材料として命を奪われただけでなく、他国民を殺害する「動物兵士」になって戦場に送られました。

今で言うペット犬はほとんどが、家庭で飼うことを禁じられ、犬たちはその毛皮を軍需材料として使用するために殺されました。「犬を供出しないのは非国民だ」」という雰囲気のもと、隣組を通じて「犬の献納運動」が組織され、人々は泣く泣く愛犬を町や村が指定した場所に連れていかざるをえなかったのです。

そんな悲しみも含め、だれがどのようなシステムで犬たちを戦場に動員していったのか、その責任を明らかにし、ふたたびこのようなことが起きないようにしたいと思います。

第1章 戦場に送られた犬たち

第2章 犬を「兵士」に仕立てる

第3章 軍用犬を飼う

第4章 軍犬の「武勲」をたたえる

第5章 「軍犬報国」の末路

 

◎四六判 ソフトカバー 172ページ

◎定価:本体1400円

◎6月3日発売予定(*注文は随時受付中)

 

 

 

 

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