MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.050 「主人公は僕だった」 (2006年 米 112分 ビスタ)

2007-05-26 00:38:28 | 2007年劇場鑑賞
監督 マーク・フォースター
出演 ウィル・フェレル
    エマ・トンプソン
    ダスティン・ホフマン



今年の劇場鑑賞の一発目「007/カジノロワイヤル」から数えて今日見る作品で50本目!
まぁ、まずまずのペースで見てるとは思いますけど、見逃した作品も多々あります。
この日は朝から雨、雨、雨・・・堺浜にある複合施設えんため館内にあるMOVIX堺は雨と強風でエライ事になってますが、それでも結構人が多いですね~
でもこの作品は数人しか入っておらずガラガラでしたが・・・

(あらすじ)

毎朝同じ時間に目覚め、同じ回数だけ歯を磨き、同じ歩数でバス停まで歩き、毎晩同じ時間に眠る会計検査官のハロルド・クリック(ウィル・フェレル)。そんな几帳面すぎる毎日が続くある日、彼の行動を正確に描写する女性の声が彼の耳に聞こえてくる。その声の主は人気悲劇作家のカレン・アイフル(エマ・トンプソン)だった。

自分の人生が気が付けば小説になっていて、その小説どうりに身の周りや生活が進んでいく・・・作家が心で思うことが聞こえてきて、そして自分が近いうちに死ぬ運命であることを知ってしまい、何とかそれを阻止しょうと奔走する。
このストーリー設定を聞いただけで奇想天外なドタバタ喜劇を連想してたけど、意外とそんなに笑えなかった。(そう言う意味では期待ハズレ!?)
冒頭こそコメディ映画の雰囲気があったけど、気がつけば淡々としたヒューマンドラマ見たいな映画になってましたね。

まぁ、コメディ映画と言うよりハートフルな人間ドラマ(人間ドラマというほど固くもないけどね)という印象ですね。
自分の死期を知ったとき果たしてどうするか?見たいなテーマと人付き合いの苦手な働き詰めの仕事人間が迫り来る「死」を意識したとき初めて自分と向き合い、そして自分にも必要とする人が居ることに気付く・・・ある意味教訓じみてる気もしまいではないが、ファンタジックなチトいい話って感じで好感の持てる作品だと思うけど、ただ少し全体的に地味な印象ですね。

突然聞こえてくる謎の声で戸惑う主人公をウィル・フェレルが演じてますけど、結構いい芝居してたんではないでしょうか?
共演がエマ・トンプソンやダスティン・ホフマンですが2人とも中々味のある芝居でよかったと思います。
特に悩める作家カレン・アイフル役のエマ・トンプソンの不健康な感じが非情に良かったよ!



★★★ 2007.5.25(金) MOVIX堺 シアター8 18:10 I-10