MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.084 「20世紀少年」(2008年 日本 142分 ビスタ)

2008-10-18 00:52:01 | 2008年劇場鑑賞
監督 堤幸彦
出演 唐沢寿明
    豊川悦司
    常盤貴子
  



しばらく映画が行けてなくて更新が出来てなかったですが、今日は1本だけ久々に行ってきました。
かねてから話題の邦画で「20世紀少年」という作品ですが、割りかし評判は上々のようですね。
公開して少し日にちは経ってますが、まだまだお客さんは入ってるようです。
原作はマンガだそうですが、聞くところによると結構忠実に映画化されてるらしいです。

(あらすじ)

年に大阪万博開催を控え、人類が初めて月に降り立った1969年の夏、小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと空き地の原っぱに秘密基地を作った。
そんな彼らの秘密の遊びの一つである“よげんの書”には、悪の組織、世界征服、人類滅亡計画、それを阻止する正義の味方など空想の数々が描かれ、彼らをワクワクさせるのだった。



映画が始まるや早々に流れてくる♪エーゲ海の真珠のメロディ・・・あのポール・モーリアグランドオーケストラ演奏のあの曲であります。
いや~懐かしいですね~
子供の頃レコードでよく聞いたもんですよ・・・ポール・モーリアは・・・
オリーブの首飾り、恋はみずいろ、涙のトッカータetc・・・名曲がいろいろありましたね。
映画そっちのけでポール・モーリアのエーゲ海の真珠を聴いてると、ガラリと曲調がかわりT-REXのロックンロールが!(もっと聞かせろ~!)

とにかく登場人物が多いですが、しかし上手く描き分けられていて分かりやすいですね。
原作に忠実なキャラ設定のようですが、感心したのはケンジ以下主要キャラの子供時代を演ずる子役を大人の俳優とそっくりな子役を使ったことです。
うまく見つけてきたものですね。
それだけのリァリティがあってよかったですよ。



前半は謎のマークに付いてケンジたちがいろいろと調べていく様子が中心に描かれていきますが、この辺は冒険色豊かにの描いていき、後半は一転してスペクタクルな怪獣映画風(怪獣は出てこないけど)の展開で142分という長尺ながらダレることなく見れました。

それでも長くは感じたな~何度か「もうここで終わりやな?」と思うシーンが何回かありましたしね。
全3部作ってことでどういうところで今回は終わるのか?というのも興味ありました。
連続ドラマのようにいいとこで終われば観客の次回作に対する期待感や欲求を煽ることになってますます次回作が盛り上がるだろうし・・・
ま、一応様々な謎を残し次回作に持ち越しですが、予想以上の壮大なサーガになるのでしょうか?

今回は人物紹介と本筋の導入部って感じで本格的にドラマが佳境に入って行くの第2章からではないでしょうか?
そういう意味では掴みとしては成功だと思います。
尻すぼみにならないよう祈っております(または「マトリックス」見たいに訳わからんようにならないことと)




★★★★ 2008.10.16(木) TOHOシネマズなんば スクリーン3 17:40 C-3