MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

「MESHUGGAH Live In Osaka 2008」

2008-10-22 01:28:07 | ライヴ&イベント
先週のアヴェンジド・セヴンフォールドのライブに続いての“マイラウドパーク08”はスェーデンのデスメタルバンドであるメシュガーです。
会場は大阪は心斎橋のクラブクワトロですが、実はここへ来るのは初めてなんです。

エレベーターを上がり会場前に着くと、改めて非常階段に並び直させられました。
さすが先週のアヴェンジド・セヴンフォールドと比べると年齢層は高く、男性が目立ちます。
メタルライブらしい環境ですね~昨日まで関東ではラウドパーク08が開催されていて、今回は蚊帳の外の大阪のメタルファンが三々五々とクアトロの集まってきます。
私同様に一人で来てる男性が結構目立ちますね~イケメン揃いのアヴェンジド・セヴンフォールドと比べると厳つい顔立ちのバンドであるメシュガーだけに女性ファンは少ない目です。

会場に入ると、まずステージが低いのに驚き!膝ぐらいの高さしかありません・・・これでは後方からでは見えないん違うん?と思ってしまいましたよ。
フロアも狭いし、天井も低い・・・でもライブを見るにはこう言うスペースがステージとフロアの一体感があっていいのかも知れませんね~
私は最前列の一番端に一人分スペースがあったので割込まさせてもらいました。
ちょうど横からライブを見るような感じですが、手が届くほどの目の前にスタンドマイクがあることを思えばギタリストがそこに来るんでしょうね。
しかし端っこってこともあり、少々窮屈で、肩がこってきた・・・

さて約10分遅れで場内暗転になり、いよいよ始まりました!
メシュガーのメンバーが出てくるや一斉にメタルサインを決めた腕がステージに向かって掲げられます。
横から見てると壮観やな~(もちろん私もしてましたよ)

♪Perpetual Black Secondからスタート!もうみんなヘドバンの嵐!
これも横から見てたら壮観です(もちろん私もしてました)
2曲目の♪Bleed では更に盛り上がりは加速します。
ボーカルのイェンスはスキンヘッドの強面で、まるでWWEのプロレスラーの“ストーンコールド”スティーブ・オースチンを連想します。
そしてスピーカーに足を乗せて上半身をググッと前に乗り出し、まさにメンチ切るように睨みつけながら顔を突き出してます。
最前列からステージまでオーディエンスに触られるぐらいの距離だから、まさに至近距離でにらめっこしてるような感じ・・・しかしそれが更に熱狂に拍車をかけます!

1曲歌い終わるたびにドラム脇に置かれた缶ビールを飲むメシュガーの面々・・・あのマリリン・マンソンでもペットボトルの水だったのに・・・・豪傑で良いですね。
気がつけば空になった缶ビールがドラムの横に並んでます。

演奏はヘドバンをしながらギターをプレイする姿に合わせるようにオーディエンスたちも一斉に上体を前後に揺らしてます。
私もヘドバンのせいかどうか不明だが肩こりがいつのまにか解消されていたよ(笑)

狭いフロアは狂喜乱舞で盛り上がり、いつしかおみこしまで始まった・・・天井低いから当たってやがんの(笑)
よく見ればこれがなんと外人男性でライブ中に彼は4回ほどチャレンジし、1度目は無事前方に着地したが2度目は腰からフロアに落下し、3度目は飛び降りた勢いで、ステージに上がってしまう始末!(ステージ低いからね)
4度目も勢いあまってステージ上でデスボーカルで歌ってるイェンスによろめいて寄りかかりかけた・・・しかしこれを歌いながらよろめいた外人の背中をポンポンと叩いて上げるイェンスの大人の対応に思わず「怖い顔やけどエエ人やな・・・」と思ってしまった。

しかしこんな至近距離でライブ見たのは初めてですね。
目の前でベースのディックがギターを弾くときギターの先端が私の顔の先端付近まで来るんですから、掴もうと思えば簡単につかめる距離です。
まるで3D映画見たいなライブ鑑賞ですな~
曲間にビールを飲むディックと目が合い、右手でメタルサインをすると飲みかけてたビールを少し上にあげて乾杯のポーズしてくれたしね。

1曲ごとに大きく体を前後に揺らすイェンスは迫力あります。
私の前にも来ましたが、睨みつけながらオーディエンスにメタルポーズを見せたかと思えば、また大袈裟に上半身いっぱい使ってのヘッドバンキング!
そのたびにフロアも前後にうねりのようなヘドバンが起こります・・・メタルはこうでないとね~

11曲目♪Future Breed Machineでド~ッと歓声が起こりました・・・たぶんこれが最後かな?と思ったらやはりこれがラストの曲のようです。
演奏が終わり、オーディエンスたちと握手やハイタッチをするメシュガーのメンバー!
至近距離ならではの光景ですが、私も握手したらいつしか私の頭上は後方から前に押し寄せてきた人たちの手で一杯になっておりました。
ディックが差し出したギターに無数の手が伸びてます・・・皆ギターの弦に触らせてもらってますね~私は残念ながら一歩手が届かなかったが・・・

そのままステージを去ったメンバーですが、大メシュガーコールに乗って再び登場!
アンコールは予定してなかったかして、「何の曲が聞きたい?」見たいな感じでオーディエンスたちに問いかけ、その後メンバーたちとヒソヒソと相談した後、演奏されたのが♪Soul Burn!
ダン、ダン!というスローなドラムの音が刻まれると大歓声です。

結局アンコールは1回だけでしたが、約80分ほどのショーは個人的には大満足で予想以上に良かったです。
先日のアヴェンジド・セヴンフォールドより今回の方がインパクトありました。
演奏もさることながら目の前で演奏を見れたのがよかったですね。
ギター弾く手元が目前で肉眼でじっくり見れるなんて、なかなか無かったですからね~

ラウドパーク08の後に実現したこのメシュガーの単独ライブはこの日の大阪1回だけってのが寂しいけど、そんなオンリーワンな単独ライブに私は大満足な一夜でした。


MESHUGGAH Live In Osaka 2008セットリスト

1.Perpetual Black Second
2.Bleed
3.Humiliative
4.Stengah
5.The Mouth Licking What You've Bled
6.Electric Red
7.Suffer in Truth
8.Rational Gaze
9.Pravus
10.Straws Pulled at Random
11.Future Breed Machine
(Encore)
12.Soul Burn





★★★★ 2008.10.20(月) クラブクワトロ 19:00 オールスタンディング(チケットぴあ)