MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.111 「斬撃 -ZANGEKI-」 (2009年 94分 ビスタ)

2009-11-02 00:50:19 | 2009年劇場鑑賞
監督 リチャード・クルード
出演 スティーヴン・セガール
   タノアイ・リード
   ジェナ・ハリソン



久々に天六シネ5ビルにスティーブン・セガールが帰ってきました!
ウェズリー・スナイプスとの合同企画のシリーズですが、前作「雷神」が敷島シネポップと言う立派なロードショー系のシネコンでの上映でなんか違和感と言うか損した感じ(見る側がね)があったけど、やはりこのB級ムードの劇場が彼の作品には似合います。

(あらすじ)

街に謎のウイルスがまん延し、人々は凶暴な吸血ゾンビと化してしまう。
政府は感染拡大を防ぐためゾンビが徘徊(はいかい)する地域の空爆を決定するが、その地域の病院に生存者がいることが判明。
タオ(スティーヴン・セガール)率いるゾンビハンターは、ゾンビであふれ返る院内に突入する。
空爆のタイムリミットが迫る中、彼らは生存者を救出しようと奔走するが……



今回はセガール映画初のホラー映画(!)セガールの相手は死肉を貪るゾンビ軍団と言うエキサイティングな映画を期待しての鑑賞です。
何んたって不死身のゾンビを退治するのがセガールだったら?何て一度は想像した者としてはまさにドリームマッチの実現にワクワクしない訳にはいかないではないですか!
ただ・・・昨今駄作続きでアクションに陰りが見えたセガールには時期を逸っしての夢の対決ってことになるんやろうね。

ゾンビハンターであるセガールたちと病院内に閉じ込められた生存者とのドラマが交互に描かれるが、割合では病院内の生存者のシーンが多くセガールのワンマン映画と思うと肩透かしくらう。
しかしセガールワンマン映画でない分サバイバルホラーとして楽しめることも出来るので最近のセガール作品の中では面白く見れたよ。
セガールが全面に出ない方が楽しめたと言うのも情けないね・・・



で、セガールのシーンはただノッシノッシと歩いてゾンビ何体か倒しまた生存者のシーンに切り替わると言う何とも適当なやっつけ仕事のような感じ・・・ほとんどこの繰り返しの映画です。
相変わらずアクションはゾンビ相手でもイマイチで、適当にいつものカット割り等でごまかしてる。
それよりセガールの相棒の黒人ハンターの方が遥かに活躍していたよ!
彼の存在だけで☆一つオマケだ!
無数のゾンビに囲まれてたった一人で対絶命・・・「あ~この人ここで死ぬんやな~」と思ったら凌いで脱出したから大したもの!

セガール映画としては相変わらずの不発、ゾンビ映画としたら物足りない・・・でも足して割ったら、セガールの最近作の中ではまずまずだったと言う変な映画。



☆☆☆ 2009.10.30(金) 天六 ホクテンザ1 23:50