監督 サム・ライミ
出演 アリソン・ローマン
ジャスティン・ロング
ローナ・レイヴァー
新世界からなんばに移動し、ガラリと環境が違うなんばTOHOシネマズでの鑑賞です。
やはりタバコや尿臭い劇場からこちらに来るとかなり身体がリフレッシュされた気分ですね~
ここで見るのがサム・ライミ監督の久々のホラー映画「スペル」です。
彼がプロデュースするゴーストハウス・ピクチャーズの作品でロバートゼメキスのダークキャッスルエンターティメント同様気合いの入ったB級ホラーを毎回提供してくれてます。
(あらすじ)
ライバルに勝ち、銀行で昇進したいクリスティン・ブラウン(アリソン・ローマン)は、上司に仕事ができることをアピールする必要に迫られていた。
そこへ、ジプシー風の老人(ローナ・レイヴァー)が不動産ローンの延長願いを申し出る。
クリスティンが拒否すると、老人は態度を豹変。敵意をあらわにし、クリスティンに飛びかかる。
「スパイダーマン」シリーズの成功ですっかりハリウッドメジャー監督となったサム・ライミだけど、やはり「死霊のはらわた」が原点と思ってる者にしてはホラーへの帰還を喜ばしく思いますね。
この映画でインパクトが強いのは不死身の老婆ですが、私が思ってたほど出番が少なめでしたね。
でも登場シーンは不快なまでのインパクトを与えてくれていいですね。(いかにも汚いネバネバの粘着系てのも◎)
とくに主人公との駐車場での格闘はサムライミらしい笑いの入ったシーンとなりこの映画のハイライトの一つになります。
突然画面に現れでドキッとさせながらも、そのあまりのタフネスさに笑ってしまう。
でもこの老婆のキャラは相当強烈で、スピンオフムービーを作ってもいいぐらいです。
ジェイソンやフレディ、マイケル共々ニューホラーキャラクターの誕生です。
他のシーンでも死体の眼の玉が飛び出て顔面に引っ付いたりエグイ中にも笑わせる所は「死霊のはらわた」から変わらないサムライミらしさですね。
最近のホラー映画では音響でドキッとさせる演出が多いんですが、この作品でもでかい音でビビらせてくれます。
何となくあざとい感じであまり喜ばしくない傾向ですね。
少しぐらいならまだしも明らかに目立つのは興ざめです。
この映画はラストに場内が戦慄する仕掛けが用意されてるようですが、ホラー映画を見馴れてるものにしては予想が付くし、そこまで驚きはしませんでした。
サムライミ監督のホラー復帰(?)作品にしてはなかなか面白かったし、お約束的展開もあったりしてマニアも納得の1本でした。
☆☆☆ 2009.11.12(木) なんばTOHOシネマズ セレクト 18:50 B-4
出演 アリソン・ローマン
ジャスティン・ロング
ローナ・レイヴァー
新世界からなんばに移動し、ガラリと環境が違うなんばTOHOシネマズでの鑑賞です。
やはりタバコや尿臭い劇場からこちらに来るとかなり身体がリフレッシュされた気分ですね~
ここで見るのがサム・ライミ監督の久々のホラー映画「スペル」です。
彼がプロデュースするゴーストハウス・ピクチャーズの作品でロバートゼメキスのダークキャッスルエンターティメント同様気合いの入ったB級ホラーを毎回提供してくれてます。
(あらすじ)
ライバルに勝ち、銀行で昇進したいクリスティン・ブラウン(アリソン・ローマン)は、上司に仕事ができることをアピールする必要に迫られていた。
そこへ、ジプシー風の老人(ローナ・レイヴァー)が不動産ローンの延長願いを申し出る。
クリスティンが拒否すると、老人は態度を豹変。敵意をあらわにし、クリスティンに飛びかかる。
「スパイダーマン」シリーズの成功ですっかりハリウッドメジャー監督となったサム・ライミだけど、やはり「死霊のはらわた」が原点と思ってる者にしてはホラーへの帰還を喜ばしく思いますね。
この映画でインパクトが強いのは不死身の老婆ですが、私が思ってたほど出番が少なめでしたね。
でも登場シーンは不快なまでのインパクトを与えてくれていいですね。(いかにも汚いネバネバの粘着系てのも◎)
とくに主人公との駐車場での格闘はサムライミらしい笑いの入ったシーンとなりこの映画のハイライトの一つになります。
突然画面に現れでドキッとさせながらも、そのあまりのタフネスさに笑ってしまう。
でもこの老婆のキャラは相当強烈で、スピンオフムービーを作ってもいいぐらいです。
ジェイソンやフレディ、マイケル共々ニューホラーキャラクターの誕生です。
他のシーンでも死体の眼の玉が飛び出て顔面に引っ付いたりエグイ中にも笑わせる所は「死霊のはらわた」から変わらないサムライミらしさですね。
最近のホラー映画では音響でドキッとさせる演出が多いんですが、この作品でもでかい音でビビらせてくれます。
何となくあざとい感じであまり喜ばしくない傾向ですね。
少しぐらいならまだしも明らかに目立つのは興ざめです。
この映画はラストに場内が戦慄する仕掛けが用意されてるようですが、ホラー映画を見馴れてるものにしては予想が付くし、そこまで驚きはしませんでした。
サムライミ監督のホラー復帰(?)作品にしてはなかなか面白かったし、お約束的展開もあったりしてマニアも納得の1本でした。
☆☆☆ 2009.11.12(木) なんばTOHOシネマズ セレクト 18:50 B-4